ニューヨークのジャンク~ノイズ・ロック伝説:ソニック・ユースの初期黄金期を捉えた傑作ライブ作品。91年にセミ・オフィシャルでのリリース、98年に再発されるも音質やピッチに問題のあった本作がリペアされボブ・ウェストンもマスタリングに関わり修正され完全版として登場。評論家からも絶賛された名盤「シスター」(87年)から4ヶ月後のシカゴ・キャバレー・メトロでの荒々しくカタルシスに満ちた熱狂的なライヴを収録。実験~前衛マインド全快に暴れる2本のギターと、フィードバックを操るロックの側面の妙。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
vol.174(2025年2月20日発行号)掲載(2025/02/20)
1987年10月、批評家から絶賛されたアルバム『シスター』のリリースから4ヶ月後、ソニック・ユースはシカゴ・キャバレー・メトロにて最新作からの熱狂的なライヴ・セットを披露。本作はスティーヴ・アルビニを通して音楽ライター、バイロン・コリーへ紹介され自身のレーベル<グーフィン> (数年後にバンドはこの名称を自身の運営するレーベル名に採用) からセミ・オフィシャルな形で1991年にリリースされたライヴ・アルバム。
オリジナルは、コストがかかる2枚組LPの製造を避けるために60分に及ぶ音源のマスターテープをスピードアップし収録。1998年のCD再発リマスター時には音質改善が見られたものの、ピッチに手が加えられたパフォーマンスは修正されずにリリースに至っていました。
今回の再発ではオーディオ・リペア / エディットをアーロン・モーラン、ボブ・ウェストンがオリジナルテープからマスタリングを担当。熱狂的ファンから確固たる評価を得ており、最初の絶頂期を捉えた荒々しくカタルシスに満ちたライヴ・アルバムが待望のリイシューとなりました!
発売・販売元 提供資料(2024/12/10)
Hold That Tiger is an official bootleg documenting a Sonic Youth live show in Chicago on October 14, 1987. It has the same lo-fi sound as Television's The Blow Up, but lacks the spirit of those performances. Sonic Youth is on safe ground here, not indulging themselves in the guitar freakouts that they frequently showcase during their live sets. Most of the set list from this show comes from Sister and EVOL, while the encore shows Sonic Youth appropriately mauling four songs from the Ramones' first album. ~ Brian Flota
Rovi