ホーン・セクション・サウンドを前面に打ち出し、ブラス・ロックという新たなスタイルをロック・シーンに定着させたシカゴ。幾度のメンバー・チェンジを行いながらも時代に融合した音楽性でヒット・ソング&アルバムをリリースし続け今なお現役で活動を続ける。
そんなシカゴのライヴ・アーカイヴがCDとしてリリース!
1969年にリリースしたデビュー・アルバム『シカゴの軌跡(原題:The Chicago Transit Authority)』は全米アルバム・チャートNo.17にランク・イン(全英アルバム・チャートNo.9)し、ダブル・プラチナ・ディスクを獲得。
シングル・カットされた「クエスチョンズ67/68」が全米Hot100のNo.71にもチャート・インするなど順風満帆のスタートを切る。そして翌70年にリリースするアルバム『シカゴ II(シカゴと23の誓い)(原題:Chicago)』も全米アルバム・チャートのNo.4にランク・インしゴールド・ディスクを獲得するなど一躍人気バンドとなり、かつブラス・ロックというジャンルをミュージック・シーンに浸透させる。
1977年9月、11作目となる『シカゴXI(原題:Chicago XI)』をリリース。
3枚のシングル・ヒットから全米アルバム・チャートNo.6となり、プラチナ・ディスクを獲得する。
バンドはアルバム発売に伴い北米ツアーをスタートさせる。
その中で同年10月5日のペンシルべニア州ピッツバーグでのコンサートはラジオ・プロモーションの為に収録・放送される。
本作はその放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、組曲やアンコールを含めてコンサートの模様を完全収録している。
これまでの代表楽曲を中心に新曲を交えたセット・リストはこの時期のバンドの持つ魅力を余すことなく披露しており、バンドのもつ大きなポテンシャルを感じさせる素晴らしい内容である。
ツアー終了後に主要メンバーであるテリー・キャスは拳銃の暴発により亡くなるだけに、このライヴ・アルバムはファンにとっては貴重な一枚だ!
輸入盤国内仕様 <日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
テリー・キャス (g, vo)
ピーター・セテラ (b, vo)
ロバート・ラム (kbds, vo)
リー・ロックネイン (tp, vo)
ジェイムズ・パンコウ (tb, vo)
ウォルター・パラゼイダー (woodwinds)
ダニエル・セラフィン (ds)
ラウジール・デ・オリヴェイラ (perc)
発売・販売元 提供資料(2024/12/06)