あの頃夢中で聴いていた名盤が続々登場!ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズ:"フォーエヴァー・ヤング"が装いも新たに再始動!第六弾リリースは、2025年3月に14年ぶりの来日公演を控えたエレクトロ・ポップ界の女王、カイリー・ミノーグと最強の現役エレクトロ・ポップ・デュオ、ペット・ショップ・ボーイズの名盤が登場!【ペット・ショップ・ボーイズ】音楽記者のニール・テナントと建築学を専攻する学生のクリス・ロウによって1981年にロンドンで結成。1984年シングル「ウエスト・エンド・ガールズ」でデビューし、"ポップの錬金術師"といわれる二人が紡ぎだす魅惑的なシンセ・サウンドで全世界を魅了。全世界5,000万枚以上のアルバム・セールスを誇るイギリスのエレクトロ・ポップ・デュオ。『イエス』前作『ファンダメンタル』から一転したポップ、ディスコ色の強い原点回帰の10作目。『リリース』に続き、元ザ・スミスのジョニー・マーが参加。大ヒット・シングル「ラヴ・エトセトラ」収録。全英アルバム・チャート4位、全米アルバム・チャート32位を記録。(2009年作品) (C)RS
JMD(2024/12/23)
ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズが装いも新たに再始動!
あの頃夢中で聴いていた名盤が続々登場!
ワーナーミュージックが誇る洋楽名盤シリーズ:"フォーエヴァー・ヤング"が装いも新たに再始動!
第六弾リリースは、2025年3月に14年ぶりの来日公演を控えたエレクトロ・ポップ界の女王、カイリー・ミノーグと最強の現役エレクトロ・ポップ・デュオ、ペット・ショップ・ボーイズの名盤が登場!
【ペット・ショップ・ボーイズ】
音楽記者のニール・テナントと建築学を専攻する学生のクリス・ロウによって1981年にロンドンで結成。1984年シングル「ウエスト・エンド・ガールズ」でデビューし、"ポップの錬金術師"といわれる二人が紡ぎだす魅惑的なシンセ・サウンドで全世界を魅了。全世界5,000万枚以上のアルバム・セールスを誇るイギリスのエレクトロ・ポップ・デュオ。
『イエス』
前作『ファンダメンタル』から一転したポップ、ディスコ色の強い原点回帰の10作目。『リリース』に続き、元ザ・スミスのジョニー・マーが参加。大ヒット・シングル「ラヴ・エトセトラ」収録。全英アルバム・チャート4位、全米アルバム・チャート32位を記録。
(2009年作品)*解説・歌詞・対訳付
発売・販売元 提供資料(2024/12/20)
今年2月に発表された〈ブリット・アワード〉で、栄えある功労賞を受賞したペット・ショップ・ボーイズ。〈エレクトロ・ポップのアイコン〉として、その存在を改めて世に知らしめる格好となったわけだが、それも至極当然の結果。ここのところ〈エレクトロ〉をキーワードに音楽シーンはさまざまな国や分野で盛り上がりを見せ、ハウス、テクノ、ヒップホップなどダンス・ミュージックはもちろんのこと、ロックやポップスにおいてもいまや欠かせない要素になっているからだ。そんなエレクトロ標準装備な今日、その土壌を20年以上に渡って耕し続けてきた彼らが、ドンピシャなタイミングでニュー・アルバム『Yes』をリリースした。
トレヴァー・ホーンとふたたびタッグを組んだ前作『Fundamental』(2006年)は、80'sディスコに回帰しつつも、全体を通してしっとりとした曲が並んでいたが、恒例の1ワードで付けられたタイトル『Yes』が指し示すように、今作はより前向きで開放感に満ち、とても爽快な仕上がりになっている。その立役者がアリーシャやカイリー・ミノーグとの仕事で名を馳せるプロデューサー・チーム、ゼノマニアだ。前作に見られた、たちまち20年前にタイムスリップさせてくれるレトロなサウンド・プロダクションやペット・ショップ・ボーイズらしい哀愁漂うメロディーに、最新モードへとアップデートされたトラックをプラス。歴史あるユニットがこれまでに熟成させてきた旨味と、止まらない好奇心を惜しげもなく披露し、このアルバムのなかに詰め込んでいる。それは、時に慈悲深く、時に無邪気に振る舞うニール・テナントのヴォーカル・パフォーマンスからも窺えるだろう。
続々と登場するエレポップ系の新人。そのなかにはこなれたポップソングを書けるアーティストも確かに多いが、そんな若手よりもこの『Yes』のほうが断然初々しく聴こえるのはちょっとした驚異でもある。最後に毎度お馴染みジョニー・マーが参加していることも付け加えておきます(笑)。
bounce (C)青木 正之
タワーレコード(2009年04月号掲載 (P66))