良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!オアシスのデビュー・イヤーの来日公演最終日、1994年9月19日の名古屋公演を収録。クラブ・クアトロの狭い空間を感じながら聴きたい。 (C)RS
JMD(2024/12/27)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャーアーク!
オアシスのデビュー・イヤーの来日公演最終日、94年9月19日の名古屋公演を収録。クラブ・クアトロの狭い空間を感じながら聴きたい。
オアシスがデビュー・イヤーに来日した際の貴重な音源、1994年9月19日の名古屋クラブクアトロ公演を収録!まさかの再結成を果たしたオアシス。世界中のファンがとにかくライブが終わるまではケンカしないでくれよと思っているはずだが、ここまで信用できないバンドも珍しい。オアシスは94年にデビューすると、本国ではデビューアルバムの『Definitely Maybe』が発売週に1位を記録し、英国のトップ100に556周ランクインというモンスター・アルバムとなった。日本でも前評判は非常に高く、"ビートルズの再来"として注目されていた。UKインディロックの中には演奏がおぼつかないようなバンドもあったが、オアシスは違った。それを証明したのがいきなりのワールドツアーとなった〈Definitely Maybe Tour〉であり、来日公演だった。94年2月に始まった〈Definitely Maybe Tour〉は、結果的に翌95年の4月まで続き、143本の長大なものとなった。これもまたデビュー・イヤーの数としては異例だ。日本公演は94年9月13日から19日まで、東京、大阪、名古屋のクラブクアトロで計6公演行われた(95年にも3公演が予定されたがキャンセル)。ここに収録されているのは最終日である9月19日の名古屋公演だが、今となってはあのオアシスがクアトロの狭い空間で演奏しているのだから、なんとも贅沢に思える。『Definitely Maybe』から全曲を演奏し、ほか、シングルB面やビートルズやビージーズのカヴァー曲など、持ち曲総動員状態。それでもそこはかとなく伝わってくる大物感。ふてぶてしいにもほどがあるリアムのヴォーカル・スタイルもすでに完成している。ファン必携の音源だ。
発売・販売元 提供資料(2024/12/25)