Live In London 1976＜初回限定盤＞

カンタベリー・ミュージックの最後のスーパー・バンド、ナショナル・ヘルスの未発表ライヴ・アーカイヴが遂にCD化!

ハットフィールド・アンド・ザ・ノースは解散後に次なるプロジェクトを模索する中、カンタベリー・ミュージックの様々なバンドとコンタクトをとり、セッションを重ねて新たなバンド結成へと向かう。ハットフィールド・アンド・ザ・ノースを母体に、エッグ、ギルガメッシュ、ヘンリー・カウ、ゴング、コロシアムIIetc.多様なメンバーがセッション&ライヴに参加する。

今回リリースされるライヴ・アーカイヴは、正式メンバーが決まり、デビュー・アルバムのレコーディング直前のバンドによるライヴ・パフォーマンスで、中心メンバーであるデイヴ・スチュワートとフィル・ミラーに元キング・クリムゾンのビル・ブルーフォードと元エッグのモント・キャンベル、そしてコーラスとしてハットフィールド・アンド・ザ・ノースのアマンダ・パーソンズが参加しているものである。バンドはアルバム・レコーディング前にウォーム・アップ・ギグとしてこのラインアップで8回のコンサートを行う。しかしながらツアー終了後にモント・キャンベルは音楽性の相違から、ビル・ブルーフォードはU.K.結成の為に脱退していった。そんな微妙な時期ながらバンドはBBCラジオでの放送の為に1976年2月26日のロンドンでのコンサートを収録する。本作はその放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、アンコールを含めてコンサートの模様を完全収録している。

デビュー・アルバム収録曲2曲以外の5曲は、1996年にリリースされた未発表作品アルバム『オリジナル・ナショナル・ヘルス(原題:Missing Pieces)』を中心としたオフィシャル・アルバム未収録曲であり、ライヴ・アーカイヴとしての登場は初出である。
それだけに、今回のアルバム・リリースはファンにとっても本当の"Missing Pieces"といえる作品だ!

輸入盤国内仕様 ＜日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付＞

デイヴ・スチュワート (kbds)
ビル・ブルーフォード (ds)
モント・キャンベル (b, horn)
フィル・ミラー (g)
アラン・ゴーウェン (kbds)
アマンダ・パーソンズ (vo)