元キング・クリムゾン~UKを経てビル・ブルーフォードが自らの名前を冠したバンド〈ブルーフォード〉はプログレッシヴ・ロック&ジャズ・ロックのムーヴメント中でも別格の存在であった。
一緒にUKを脱退したアラン・ホールズワースをメインに元エッグ~ハットフィールド・アンド・ザ・ノースのデイヴ・スチュワート、そしてジャズ・シーンで注目されていたテクニカル・ミュージシャン、ジェフ・バーリンの4人で結成した〈ブルーフォード〉は商業的には今一つであったが強いファンの支持を獲得する。
アルバム『ワン・オブ・ア・カインド(原題:One Of A Kind)』リリース後にアラン・ホールズワースが脱退、新たにジョン・クラークなるセッション・ミュージシャンをオーディションによって加入させ、当時の新作『グラデュアリー・ゴーイング・トルネード(原題:Gradually Going Tornado)』を制作、このニュー・アルバム・リリースに伴い北米ツアーを行う。このツアーの中で1979年7月18日コネチカット州ニュー・ヘイヴンでのコンサートの模様は(米)PBSでの番組の為に収録・放送される。 本作はその放送時の音源によるライヴ・アルバムであり、アンコールを含めてコンサートの模様を完全収録しているライヴ・アルバムである。
ギタリストがアラン・ホールズワースから変わったにも関わらず新たに加入したジョン・クラークは完璧にその役割を果たすプレイで、新生ブルーフォードは素晴らしいパフォーマンスを披露している!
それだけにこのライヴ・アルバムはビル・ブルーフォードのファンにとっては待望のリリースだ!
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ライナー・ノーツ対訳付>
ビル・ブルーフォード (ds)
デイヴ・スチュワート (kbds)
ジェフ・バーリン (b)
"アンノウン"・ジョン・クラーク (g)
発売・販売元 提供資料(2024/12/30)