最も偉大なる女性シンガーの一人として半世紀以上にも亘り音楽シーンの最前線に立ってきたアイコン、ティナ・ターナー。 彼女の代表作にして世界的な大ヒット作品となった1984年発表のアルバム『PRIVATE DANCER』が、発売40周年記念エディションとなってここに登場する! こちらはUS版アルバム・ジャケット絵柄をプリントしたアート・カードを封入した、オリジナル・アルバム収録の美麗パール・カラー・アナログ盤!
1960年代から実に半世紀以上に亘り音楽シーンの最前線に立ってきた、史上最も偉大なる女性シンガーの一人、ティナ・ターナー。彼女の歌声、彼女のダンス、そして彼女の人生、全てが世界に刺激を与え続け、深い愛情を持って世界から賞賛される、絶大なアイコン的存在である彼女は、現在までに2億枚以上のアルバム・セールスを記録、多数のNo. 1ヒットやプラチナム・ディスクを生み出し、12度のグラミー賞に輝き、同じくグラミーでは特別功労賞生涯業績賞(Livetie Achievement Award)も受賞、アイク&ターナーとして、そしてソロ・アーティストとして2度のロックの殿堂入りを果たす、まさに「偉大なる」という言葉に相応しい存在感を持つ最重要女性アーティストだ。
彼女が1984年に発表した、後世に語り継がれる大復活を成し遂げた代表作『PRIVATE DANCER』が、発売40周年を記念したデラックス・エディションとなってParlophone Recordsよりリリースされることとなった! 2025年3月に発売を迎えるこのアニヴァーサリー記念盤には、音楽の力で世界を変えたティナの偉大なる功績を讃えるべく、未発表音源やライヴ音源&映像など、ファンを魅了して止まない数々の素晴らしいコンテンツが収録されている。『PRIVATE DANCER (40TH ANNIVERSARY EDITION)』は、5枚組CD+Blu-rayからなる豪華6枚組デラックス・エディションに加え、2枚組CDエディション、パール・カラーを採用したアナログ盤、そしてピクチャー・ディスク・アナログの4形態で発売。(1/3)
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)
今回リリースされる40周年記念エディションの中でも、最も注目すべき作品はは5枚組CD+Blu-rayの豪華ボックス・セットだ。このコレクションに同梱されているBlu-rayには、1985年3月23日と24日にイギリスのバーミンガムにある会場NECで開催されたPrivate Dancer Tourの歴史的な公演の模様を収録した55分にも及ぶライヴ映像が、最新アップグレード版として収録されているのだ。デヴィッド・ボウイやブライアン・アダムスをゲストに迎えた忘れることの出来ない感動のパフォーマンスを映像に収めたこの作品が、監督であるデヴィッド・マレット本人によってデジタル・レストアが施された高画質作品として生まれ変わっており、ティナの痺れるようなパフォーマンスをまるで最前列で楽しんでいるかのような体験をファンに与えてくれている。さらにこのライヴ映像に加え、5本のミュージック・ビデオのアップグレード版も収録されている。その中でも特筆すべきは、オリジナルの35mmフィルムの映像をもとにHD化された「Private Dancer」の映像だ。また、ボックスには、ポール・コックスやホリー・ナイト、アーリーン・フィリップスやマーティン・ウェアによるコメントを含む、ジェイソン・ドレイパーによる書き下ろしのライナーノーツを掲載したブックレットも同梱されている。
さらに今作には、これまでに誰も耳にしたことのない完全未発表楽曲、「Hot For You Baby」が収録されている。この曲は彼女のアーカイヴの中から発掘されたもので、今回初めて世界に届けられる非常に貴重な音源だ。オーストラリア人のミュージシャン、ジョージ・ヤングとハリー・ヴァンダが書き上げたこの楽曲は、ジョン・カーターのプロデュースのもとハリウッドにあるCapitol Studiosでレコーディングされていたもの。元々はアルバムに収録する予定だったのだが、結局アルバムには収録されず、そのまま時の経過とともに失われた楽曲としてその存在を忘れられることとなってしまったという。このスリリングな発見は、『PRIVATE DANCER』にまつわる物語に、新たなチャプターを付け加えてくれるものとなるのだ。
この5CD+Blu-rayボックス・セットに加え、オリジナル・アルバムを収録したディスクと、未発表曲「Hot For You Baby」を始めBサイド曲やエディット・ヴァージョンといったレア音源を収録したディスクをコンパイルした2枚組CDエディション、そして2種類のアナログ盤も同時にリリースされる。一つは、目を見張るようなアートワークを採用した美しいピクチャー・ディスク・アナログ盤。このピクチャー・アナログには、片面にイギリス/ヨーロッパ版のアルバム・ジャケット絵柄が、そしてもう片面にはUS版のアルバム・ジャケット絵柄がプリントされている。また、もう一つのアナログ盤は美麗なパール・カラーを採用したカラー・アナログ盤。こちらのカラー・アナログには、US版アルバム・ジャケット絵柄をプリントしたアート・カードが同梱されている。(2/3)
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)
1984年5月にリリースされたこの『PRIVATE DANCER』は、ティナに華々しいカムバックをもたらし、さらには文化的現象ともなった重要な作品だ。American Songwriter誌は「モダン・ロックにおける最もカリスマ的な復帰となった1枚」と称賛し、AllMusicは「紛れもなく…、ティナ・ターナーがソロ・アーティストとして迎えた栄光の時」と絶賛している。5xプラチナムに認定されたこのアルバムは、全米アルバム・チャート最高3位(全英2位)を記録した他、トップR&B/Hip-Hopアルバム・チャートでは首位を記録した。さらにシングル「Better Be Good To Me」でティナはグラミー賞最優秀女性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞を受賞、他にも全米シングル・チャートで1位を記録したシングル「What's Love Got To Do With It?」で最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞と、最優秀レコード賞、そして最優秀楽曲賞の3部門を勝ち取ったのである。(3/3)
発売・販売元 提供資料(2025/01/24)
In 1984, a 45-year-old Tina Turner made one of the most amazing comebacks in the history of American popular music. A few years earlier, it was hard to imagine the veteran soul/rock belter reinventing herself and returning to the top of the pop charts, but she did exactly that with the outstanding Private Dancer. And Turner did so without sacrificing her musical integrity. To be sure, this pop/rock/R&B pearl is decidedly slicker than such raw, earthy, hard-edged Ike & Tina classics as "Proud Mary," "Sexy Ida," and "I Wanna Take You Higher." But she still has a tough, throaty, passionate delivery that serves her beautifully on everything from the melancholy, reggae-influenced "What's Love Got to Do With It" to the gutsy "Better Be Good to Me" to heartfelt remakes of the Beatles' "Help," Al Green's "Let's Stay Together," and David Bowie's "1984." A reflection on the emptiness of a stripper's life, the dusky title song is as poignant as it is depressing. Without question, this was Turner's finest hour as a solo artist. ~ Alex Henderson
Rovi
という訳で、”30周年記念盤”を買わずにいて、今になって後悔している。既にレコード盤も手元にはないし、昔の通常仕様の輸入盤CDを漁るしかない。このアルバムは、タイトル曲や「愛の魔力」、「あなたのとりこ」といったヒット曲以外にも、ロックしている「ソウル・サバイバー」やエラプションでヒットした「雨に打たれて」、ラストを飾る秀作「1984」など、佳曲が揃っている。
バーブラ・ストライサンドの『ギルティ』同様、手をこまねいていると通常盤も市場から消えてしまうだろう。そうなる前に何とか入手しなければ…、と思うのだが、限られた予算の配分が難しい。
“じゃあ、いつ買うか?…、今でしょ!”という声が聞こえてきそうだが…。