全世界が待っていた"新生"リンキン・パークの再始動。その新章に新たなページが今加わる――。
2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきた21世紀を代表するロック・アイコン、リンキン・パーク。その"新生"LINKIN PARKとして初めてのスタジオ・アルバム、『FROM ZERO』に新曲3曲、最新ライヴ音源5曲を加えたCD2枚組のデラックス・エディションが登場!
2000年のデビュー・アルバム『ハイブリッド・セオリー』が"21世紀最も売れたデビュー・アルバム"となり、2nd アルバム『メテオラ』以降 5作で全米アルバム・チャート初登場 1位を獲得、グラミー賞 2部門受賞、全世界累計アルバム・セールスは1億枚以上という、2000年代にデビューしたバンドでは屈指の人気を誇り、常に時代を牽引してきたグループ、LINKIN PARK(リンキン・パークが悲劇を乗り越え遂に再始動したのは2024年秋の事。その"新生"LINKIN PARKとして初めてのスタジオ・アルバム、『FROM ZERO』がデラックス・エディションとしてさらにパワーアップして登場する!
2017年以降、バンドとしての活動は休止していた LINKIN PARK(リンキン・パーク)だが、マイク、デルソン、ファレル、ハーンのメンバーは近年再会を始めていたそうだ。「バンドを再始動させよう」というよりは、単に一緒に過ごす時間を増やし大学時代からの友情の核である創造性と仲間意識を取り戻そうという直感のもと再会の機会を増やしていた彼らは。この間にさまざまな友人や仲間をスタジオに招き、その中でDead Sara というバンドで活躍したエミリー・アームストロングを共同ボーカルに、G Flip, Illenium, One OK Rock といったアーティストのソングライティングやプロデュースで知られるコリン・ブリテンに特別な親近感を覚えたという。スタジオでの時間を重ねるにつれ自然なケミストリーが生まれ、そこからエイミーとコリンを迎えたバンドの再始動、そして最新作『FROM ZERO』の誕生へとつながったのだった。
2024年11月に発売された『FROM ZERO』。約7年振りとなる新作スタジオ・アルバムであり、"新生"リンキン・パークの新章を飾る1枚となる本作は、リリースされるや否や、全米アルバム・チャート2位、全英アルバム・チャート1位を獲得した他、オーストラリアやカナダ、フランス、ドイツ、イタリアなどのチャートの頂点に輝いた。また2025年のiHeartRadio Music Awardsでロック・アルバム・オブ・ジ・イヤーも受賞するなど、高い評価と指示を集めた。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2025/03/28)
今回リリースとなる"デラックス・エディション"には、『FROM ZERO』のオリジナル・アルバムに加え、新曲3曲、さらに世界各地で収録された最新ライヴ音源5曲を2枚のディスクに収めたCD2枚組。さらにアートワークも新たなものとなっている。アルバムからのリード・シングルであり、新曲の1曲でもある「Up From The Bottom」は、今年ツアーの合間を縫って制作された楽曲で、長い活動休止期間を経てライヴのステージへと戻ってきたメンバーのエネルギーと火花がそのまま注入されたパワフルなナンバーだ。その他の新曲である「Let You Fade」は『FROM ZERO』の制作過程で生まれた楽曲だったが、アルバムが発売された後のセッションを通して最終形に辿り着いたものであり、また「Unshatter」は、『FROM ZERO』のレコーディング初期段階に出来た作品であり、曲中に響き渡るエミリーの大音量のヴォーカルは、(この新たな編成で)一緒に出来得ることの可能性を感じた瞬間の一つだったとメンバーは語っている。
『FROM ZERO』は、LINKIN PARKの始まり、そして再始動した現在の彼らが踏み出している新たなる旅の両方を意味しているという。そして大きな歓声と感動と共にファンに出迎えられたその旅の始まり、サウンド的にも感情的にもリンキン・パークの過去、現在、未来を反映させたゼロからの新章に今、新たなページが加わった――!(2/2)
発売・販売元 提供資料(2025/03/28)
エミリー・アームストロングを共同ヴォーカルに、コリン・ブリテンをドラマーに迎えた新作がいよいよ降臨。そうでなくても作風を毎回変えてきたリンキン・パークだが、ここまでの逆転の発想は初めてなわけで、全編に新たなケミストリーが宿りまくりだ。復活を告げた"The Emptiness Machine"をはじめ、前とは明快に違うのに彼らだとわかるのはマイク・シノダの曲とエミリーの歌の相性が良いからでもある。タイトなプロダクションの軽やかさも全体的なリフレッシュ感を強調するもので、モダンなラウド勢を中心に幅広い仕事で実績のあるコリンが制作面の参謀になった成果も明白だ。まずは爆音でどうぞ!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.492(2024年11月25日発行号)掲載)