ボストンのアイリッシュ・パンク・バンド、ドロップキック・マーフィーズ、13枚目のアルバムが完成。初期のパンク・ロック的ルーツをもって現アメリカの不正義に立ち向かう『フォー・ザ・ピープル』、リリース。
Dropkick Murphysのニュー・アルバム『For The People』は、勇気と自信に満ち溢れ、アメリカで起きている不正義に真っ向から立ち向かう姿勢を、Dropkick Murphysの初期のパンク・ロック的ルーツを彷彿とさせる力強さとパワーで表現している。『For The People』はただのタイトルではない。それは心からのスタンスであり、このバンドが何者であるか、そして彼らが常に何者であったかを宣言するものだ。
『For The People』は、バンドのDummy Luck Musicより7月4日にデジタルリリースされ、ボーナス・トラック5曲を収録したCDとLPは10月10日にリリースされる。
心を打つアルバム・カバーは、著名なソーシャル/ポリティカル・アーティスト、Shepard Faireyのデザイン会社Studio Number Oneが手掛け、アルバムのプロデュースとミックスは、Dropkick Murphysの長年のコラボレーターであるTed Huttが担当した。『For The People』は、まさにこの瞬間に輝きを放つ作品だ。これは、容赦ない非人間化の時代における人間らしさの表現、恐怖を煽る時代における希望の約束、分裂の時代における連帯の宣言、そして、権力のために人々を分断しようとするペテン師や扇動家に対する果敢な反論である。
発売・販売元 提供資料(2025/06/23)
ボストンのアイリッシュ・パンク・バンド、ドロップキック・マーフィーズ、13枚目のアルバムが完成。初期のパンク・ロック的ルーツをもって現アメリカの不正義に立ち向かう『フォー・ザ・ピープル』、リリース。 (C)RS
JMD(2025/06/11)
自国アメリカに異を唱え、政治から家族や友人までをテーマに掲げた13枚目のアルバム。彼らの篤実な人間性は表題にも刻まれ、それが音に深い説得力を与えている。男臭いパンクもあれば、バンジョーやバグパイプを配したダンス・チューン、さらにビリー・ブラッグを筆頭にフィーチャリング曲も多数収録。さまざまな角度から聴き手を鼓舞するエネルギーに満ち溢れている。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.503(2025年10月25日発行号)掲載)