暗黒の時代、西方の果てにルネッサンスを追い求めた男、コロンブスの物語を映画化した、リドリー・スコット監督による1992年公開の映画『1492: CONQUEST OF PARADISE(邦題: 1492: コロンブス)』。その映画を壮大なサウンドで彩るギリシアが生んだ巨匠=ヴァンゲリスによるサウンドトラックが、2曲のボーナス・トラックを追加収録したエクスパンデッド・エディションとなって登場!
リドリー・スコット監督が、ジェラール・ドパルデューやシガニー・ウィーバーとともに作り上げた1992年公開の映画『1492: CONQUEST OF PARADISE(邦題: 1492: コロンブス)』。コロンブスのアメリカ大陸到達500周年を記念して制作された、クリストファー・コロンブスの生涯を描いたこの作品による重厚感を付け加える圧巻のサウンドスケープを生み出したのが、音楽を担当するギリシアが生んだ巨匠、ヴァンゲリスだ。彼のスコアを収録した同映画のサウンドトラックが、装いも新たにここに登場することとなった!
『炎のランナー』や『ブレードランナー』といった作品でも知られるヴァンゲリス。彼のスコアを収録したこの『1492: CONQUEST OF PARADISE』が、ボーナス・トラック2曲(「Line Open」と「Landscape」)を追加収録した新装版エクスパンデッド・エディションCD、そしてイエロー・フレイム・カラーを採用した2枚組カラー・アナログ盤という2形態で、再び世界に届けられるのだ。なお、このサウンドトラックがアナログ盤でリリースされるのは、オリジナル発売時以来今回が初となる。
『ブレードランナー』で迫力ある未来像を描き、『テルマ&ルイーズ』で物議を醸した現代を垣間見せたリドリー・スコット監督は、この『1492: CONQUEST OF PARADISE』で歴史上最も謎めいた人物の一人としても知られるクリストファー・コロンブスの刺激的な物語を描き出しており、同時に過去500年間の歴史の中でも最も偉大な冒険物語の一つを映像化した壮大な作品を作り上げている。
ヴァンゲリスはこの『1491: CONQUEST OF PARADISE』のサウンドトラックで1996年にエコー賞の「インターナショナル・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」とRTLゴールデン・ライオン・アワードで「TVフィルムやシリーズにおける最優秀タイトル・テーマ賞」を受賞、またサウンドトラック自体も、1993年の第50回ゴールデングローブ賞で最優秀オリジナル音楽賞にノミネートされるなど、非常に高い評価を受けている。
発売・販売元 提供資料(2025/07/04)
Suitably grand in scale and far-reaching in its scope, this soundtrack is the first new music from Vangelis since 1990's The City. 1492 stands up well next to Vangelis's classic Chariots of Fire, due to his innate ability to get right inside the material and provide an integral part of the film itself. Vangelis succeeds in capturing the 15th-century mood, mixing rich choral portions with modern elements, and portraying the larger than life character of Columbus, complete with full-range, dynamic sound. ~ Backroads Music/Heartbeats
Rovi
『1492・コロンブス』(1992)
サウンドトラック
音楽 ヴァンゲリス
監督 リドリー・スコット
主演 ジェラール・ドパルデュー、シガーニー・ウィーバー、アーマンド・アサンテ、アンヘラ・モリーナ
リドリー・スコット監督による歴史大作。スコットでヴァンゲリスといえば『ブレードランナー』ですが、こちらは打って変わって勇ましいコーラスをフィーチャーしたテーマがポイント。いかにも、格闘技のテーマとかにも使用されそうです。ほかにも、エスニックでスケールの大きなシンセサイザー演奏がたっぷり、アコースティック・ギターとの共演や美しいフレーズも聴かせながら、さながらヴァンゲリス・サウンドによる冒険の旅です。スケールの大きな映画音楽を聴きたい方におすすめ。人気盤!! (C)馬場敏裕
タワーレコード