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    ユリイカ2025年10月臨時増刊号 総特集=松本隆 -風街の55年-

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    フォーマット ムック
    発売日 2025年09月27日
    国内/輸入 国内
    出版社青土社
    構成数 1
    パッケージ仕様 -
    SKU 9784791704682

    構成数 : 1枚

    総特集◎松本隆――風街の55年

    ◆ロングインタビュー
    ことばで歌う人 / 松本 隆(聞き手=細馬宏通)

    ◆レジェンドたちは語る
    風都市――ロック時代のデジャヴ・ノート / あがた森魚
    新型の形容です / 鈴木慶一
    「September」そして…? / 林 哲司
    二人だけの通奏低音 / 南 佳孝

    ◆風街とは何か
    はっぴいえんど時代の松本隆が描き出した「風街」と東京 / 大石 始
    「風街」と幼年時代 / 周東美材
    風街ロマン主義の系譜――ワーズワース・ボードレール・三好達治、あるいはかせきさいだぁ / 矢野利裕
    〈見慣れた街〉と〈見知らぬ街〉 / 大谷能生

    ◆対談
    何でも初めてだった / 松本 隆×鈴木 茂(司会・構成=高岡洋詞)

    ◆イラスト/マンガギャラリー
    ラブレター / 高 妍
    あの日の言葉 / 今日マチ子
    うみべの女の子 / 浅野いにお

    ◆「木綿のハンカチーフ」の衝撃
    「「木綿のハンカチーフ」の女の子」のありか / 児玉雨子
    「木綿のハンカチーフ」と詩の構造 / 斉藤 倫

    ◆オマージュ詩
    永遠の石 / 最果タヒ

    ◆松田聖子へ向かって
    曲先の冒険――赤いスイートピー論 / 細馬宏通
    脱政治〈色〉の少年少女――松田聖子に宛てた詞をめぐって / 星川 彩

    ◆アンケート
    わたしと松本隆 / 斉藤由貴・佐野史郎

    ◆インタビュー〈1〉
    驚きの死生観 / クミコ(聞き手=西村紗知)

    ◆九〇年代以降の松本隆
    やさしいのは「水」である――松本隆×クミコによる一連の作品のために / 西村紗知
    松本隆の作詞における時間軸へのアプローチ / 冨田ラボ(冨田恵一)
    「硝子の少年」に散らばる松本隆の刻印――九〇年代以降の文学的集大成とは / 小野田 光
    風街であえないきみへ――「水中メガネ」のカヴァーと松本隆における少年性 / 石川 愛

    ◆風街にとどけ!
    歌わない作詞家の声色 / 山下賢二
    シルク / 曽我部恵一
    瑠璃色の地球側 / ゆっきゅん
    胡桃色の風ってどんな色? / 町 あかり

    ◆架橋することば
    「こっち側」のシンボル――松本隆とサブカルチャー / 田家秀樹
    松本隆は歌謡曲の流れにどう向きあったのか / 東谷 護
    流行歌史のなかの松本隆 / 張 佳能

    ◆インタビュー〈2〉
    「白睡蓮」の菩薩のように / 氷川きよし(聞き手・構成=天野龍太郎)

    ◆声がきこえる
    静 / 尾上 紫
    ラジオの中の風街で / 竹内香苗

    ◆100年前/先の風街へ
    未来の風景 / 髙山花子
    『微熱少年』を読み直す――松本隆と小説 / 瀬崎圭二
    松本隆は何を訳したのか? / 小室敬幸

    ◆音楽ライター/評論家が選ぶ珠玉の20曲
    松本隆と「少女」たちの肖像――その自我へのまなざし / 井草七海
    変わりゆく風景、変わらない抒情 / 松山晋也
    風街の住人たちを観測した生活史 / 峯 大貴
    男と女の心の機微、そして死生観へ / 宗像明将
    5分だけでもいいから俺の話を聞いてよ / 安田謙一

    表紙・目次・扉写真=池野詩織
    装幀=佐野裕哉

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    デビュー55周年記念の総特集!
    伝説的バンド、はっぴいえんどのドラマー兼作詞家で1970年にデビューした松本隆。1972年のバンド解散後に作詞家として本格的に動き出す彼は、風街に無数の――その数は2,100曲以上になる――ことばを散りばめていく。本特集では、作詞家生活55周年を迎える松本隆の詞世界をつぶさに観察する。この試みは日本の音楽史を見渡す、天体観測にも似た壮大なものとなるだろう。しかし恐れず、そのプリズムを追いかけたい。

    作品の情報

    その他
    フィーチャードアーティスト: 松本隆

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