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J-Pop
LPレコード
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フォーマット LPレコード
発売日 2025年09月10日
国内/輸入 国内
レーベルInsense Music Works
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 IMWVR-1071
SKU 4580278269195

構成数 : 1枚

  1. 1.[LPレコード]

作品の情報

その他
アーティスト: クニモンド瀧口

オリジナル発売日:2025年06月11日

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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“位相幾何学”なるサブタイトルが意味深だが、これまでのシリーズを振り返ればそれほどの特別感はない。”タワーレコード限定”盤ということで、いつものレーベル縛りに比べてレア度は格段に高く、自分にとって未踏の地の産物ばかりがコンピレーションされていて、思いっきりギャンブル購入だったのだが、ベットした分は十分取り戻せたし、それどころか思いもよらない収穫もあっりして、リスク以上のハイ・リターンだったと満足している。
好印象だった”synchronicity”同様、等身大のクールでスマートな楽曲が詰まってる。レゲエふうのトロピカル・テイストだったり、テクノ・ポップっぽい近未来的音楽との融合だったり、アンビエントなアトモスフィアに包まれた脱力系BGMだったり…。多国籍なのに無国籍な共通言語のポップスが心地よく流れている。緩めだが緩々ではないし、薄味だが味がないわけでもない。カジュアルで、オーディナリーで、いい感じでリラックスした楽曲集だ。不思議なくらいスキップすることなく楽しむことができるコンピレーションだと思う。心地良すぎて居眠りしていまわないように、やさしい”刺激”も仕組まれていたりする。
ところで、このような自主・独立系のマイナーな(自分が知らないだけなのだが…)クリエイターの楽曲ばかりを集めた企画盤の発売をよくタワーレコードの幹部は認めたものだと感心するが、社内決裁が下りたのも、クニモンド瀧口氏のお墨付きがあってのことだろうと推察する。それにしても、このようなメジャーではないアーティストの良質のミックス盤を聴いていると、日本の都市系音楽制作者の層の厚さと裾野の広さを実感できて、何となく嬉しくなってしまう。
余談だが、スペーシーに始まるオープニングの「Ameagari no …」の主旋律はユーミンを想わせるし、「さよならサマー」の入りはマリア・マルダーの「真夜中のオアシス」みたいで懐かしい。
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