ロック、ソウル、ブルース、そしてAORの巨匠、ボズ・スキャッグスによるジャズ・スタンダード作品。前作『アウト・オブ・ザ・ブルース』のリリースから7年、これまでも2003年アルバム『But Beautiful』や2008年アルバム『Speak Low』などでジャズ・スタンダードに取り組んできており、ジャズ・ヴォーカリストとしても評価の高いボズ、、今作でも自身が影響を受けたジャズの名曲をクラシックなグルーヴと洗練されたアレンジメントを施し:、そのスモーキーなヴォーカルで披露。ボズ・スキャッグスの特徴であるソウルはそのままに、クールなジャズ・クラブを彷彿とさせる作品を完成させた。今作には1969年リリースしたボズ自身の楽曲「I'll Be Long Gone」のセルフ・カヴァーも収録されている。 (C)RS
JMD(2025/09/11)
ロック、ソウル、ブルース、そしてAORの巨匠、ボズ・スキャッグスによるジャズ・スタンダード作品。
前作『アウト・オブ・ザ・ブルース』のリリースから7年、これまでも2003年アルバム『But Beautiful』や2008年アルバム『Speak Low』などでジャズ・スタンダードに取り組んできており、ジャズ・ヴォーカリストとしても評価の高いボズ、、今作でも自身が影響を受けたジャズの名曲をクラシックなグルーヴと洗練されたアレンジメントを施し:、そのスモーキーなヴォーカルで披露。ボズ・スキャッグスの特徴であるソウルはそのままに、クールなジャズ・クラブを彷彿とさせる作品を完成させた。
今作には1969年リリースしたボズ自身の楽曲「I'll Be Long Gone」のセルフ・カヴァーも収録されている。
エラ・フィッツジェラルドの歌で知られるジャズ・スタンダード「Angel Eyes」、アントニオ・カルロス・ジョビンとヴィンシウス・デ・モライスによって作曲されたブラジルのボサ・ノヴァの名曲「Once I Loved」、1934年にレイ・ノーベルの作詞・作曲で録音、発表されたスタンダード、「君を想いて」(The Very Thought of You)。1953年にフランク・シナトラがレコーディングしたヴァージョンが人気を博す「I Could Have Told You」。マイルス・デイヴィスも多くプレイした「ブルースの意味」(The Meaning Of The Blues)。ビリー・ホリデイ、フランク・シナトラ、ルイ・アームストロングや穐吉敏子などによる録音がある「We'll Be Together Again」など多くの名曲をボズ・スキャッグス流にカヴァーしている。
発売・販売元 提供資料(2025/09/05)
近年はブルースやリズム&ブルース方面へのルーツ探求が続いていたボズですが、この7年ぶりのニュー・アルバムは17年ぶりとなるジャズ・アルバム。スモーキーな歌声を燻らせて自身が影響を受けてきたスタンダードを洗練された洒脱なアレンジと共に歌っています。69年のデビュー作で発表した"I'll Be Long Gone"のセルフ・カヴァーも円熟味たっぷりで粋に披露。
bounce (C)大原かおり
タワーレコード(vol.503(2025年10月25日発行号)掲載)