世の早耳リスナー大注目のサイケデリック・インディー・ポップ・ロック・バンド、The Marias。その彼らを率いる、プエルトリコ生まれ、アトランタ育ちのMaria Zardoyaによる、ゴシック・ロマンティシズム溢れるソロ・プロジェクト、NOT FOR RADIO始動!ロマンティックでサイケデリックなバラードが詰め込まれた秘めやかで美しい『THE MELT』完成!
2021年に発表したデビュー・アルバム『CINEMA』でグラミー賞にノミネートされ、世の早耳リスナーの注目を集めたサイケデリック・インディー・ポップ・ロック・バンド、The Marias。そのThe Mariasを率いる、プエルトリコ生まれ、アトランタ育ちのMaria Zardoyaが新たなソロ・プロジェクトをスタートさせた。
NOT FOR RADIOの名でリリースされるソロ・プロジェクトからの第1作『MELT』。2025年1月にアップステート・ニューヨークのFLYING RECORDINGSでプロデューサーのSam Evianとプロデューサー兼インストゥルメンタリストのLuca Buccellatiと共にレコーディングされた本作は、外界からその身を切り離し、音楽と自然に没入する3人のリアルタイムな営みとして紡がれた。そこから生まれたのは、ゴシック・ロマンティシズム溢れるアルバムだった。朽ちていく愛の姿を音へと昇華させた、ミニマルでサイケデリックなバラードが詰め込まれた1枚である。アルバムに収録された10曲はそれぞれ、悲嘆と孤独、そして創造的な交感という錬金術を表しているのだ。
The Mariasとしてサマー・ツアーを行う中、今年の8月からMariaは、自身のSNSでNOT FOR RADIOについての投稿を行い、自身のメッセージとともにファンやリスナーの期待を煽ってきたが、いよいよそのプロジェクトの全貌が明らかとなる。
発売・販売元 提供資料(2025/10/10)
サイケデリック・ポップ・バンドのマリアスを率いるマリア・ザルドヤの、ソロ・プロジェクトによるファースト・アルバム。ミッドテンポが基調の楽曲群や霞がかった音像など、バンドでの作品との共通点がある一方で、ベースとヴォーカルを強調したシンプルなプロダクションが特徴の"My Turn"はポーティスヘッドといったトリップホップの意匠を纏っており、ソロならではの新たな試みも目立つ。憧れや恋心を扱う歌詞はロマンティシズムの要素が濃く、囁きに近いザルドヤの歌声と相まって甘美かつゴシックな雰囲気を放っている。バンドとは異なる表現方法を開拓した良作だ。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.504(2025年11月25日発行号)掲載)