スウィートな温もりと洗練を極めたメロウネス
現代ネオソウルの最高峰、ムーンチャイルドが最新アルバム『Waves』をリリース!
ロサンゼルスを拠点に活動するアンバー・ナヴラン、アンドリス・マットソン、マックス・ブリックの3人からなるトリオ、ムーンチャイルドが、通算6作目となるスタジオ・アルバム『Waves』をリリース!
グラミー賞ノミネート歴を持つ彼らは、ソウル、R&B、ジャズを自在に融合したサウンドで知られ、14年にわたるキャリアを通じて培ってきた温もりと真摯さ、そして高度な音楽性を軸に、常に新たな創造性の地平を切り拓いてきた。
NPRのTiny Desk出演時の高い評価や、グラミー賞、最優秀プログレッシヴR&Bアルバム部門にノミネートされた前作『Starfruit』を経て制作された本作『Waves』は、原点回帰でありながらも新たな挑戦の一歩となる作品だ。
本作は、ムーンチャイルドのキャリアの中でも最もパーソナルで感情的な深みを湛えた作品となっている。メンバー全員がマルチ・インストゥルメンタリストであり、作詞・作曲・アレンジ・プロデュースまですべてを自ら手がける彼らは、本作を"心の健康"癒し"感情の成長"をテーマにした内省的なアルバムとして構築した。浮き沈み、喜び、痛み、そしてその間にあるすべての人生の自然なリズムを音楽で描き出し、「本当の強さは、脆さを受け入れることから生まれる」というメッセージをリスナーに届ける。
『Be Free』(2012年)、『Please Rewind』(2015年)、『Voyager』(2017年)、『Little Ghost』(2019年)、『Starfruit』(2022年)といった、これまでの作品群で築いてきた音世界を土台に、『Waves』はムーンチャイルドのサウンドをさらに進化させた。豊潤なホーン・アレンジ、幻想的なハーモニー、そして心を包み込むようなプロダクションが、現代のR&Bとタイムレスなソウルの境界を溶かしていく。
ジル・スコットとラプソディを迎えた「Not Sorry」、そしてアスティン・ターをフィーチャーした「Ride The Wave」(世界メンタルヘルスデーである10月10日にリリース)というアルバムからの最初の2曲は、今後の展開を予感させる内容となっている。豊かな楽器編成、胸に響くリリシズム、そして"自分を思いやる心"という精神が全体を貫いている。
『Waves』でムーンチャイルドは、人生の感情の波に身を委ねながら、開かれた心と優雅さをもって流れていくことをリスナーに呼びかける。そのメッセージこそ、彼らのアート性を形づくり、現代ソウルにおける存在感をさらに深めるものとなっている。
発売・販売元 提供資料(2025/10/21)