2023年英グラモフォン誌『オーケストラ・オブ・ザ・イヤー』、24年独クラシック・エコー賞受賞など、世界的な評価を獲得したパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル・ブレーメン(DKAM)が新たに取り組む『シューベルト:交響曲全集』。19世紀ロマン派の扉を開き、古典派の様式美に豊かな感情の起伏を取り入れたシューベルトを21世紀の視点から捉え、その前進性・革新性を明らかにします。その第1弾となる当アルバムは、シューベルトの交響曲の中でも屈指の人気作2曲を収録。ヤルヴィは第7番「未完成」は過去の来日公演でも取り上げていますが、彼の指揮で第4番「悲劇的」を聴けるのは当ディスクが初めて。ベートーヴェンが好んだハ短調という調性を使い、古典派の形式美をはみ出すかのようなドラマティックな音楽で知られる第4番、そしてロマン派の真骨頂ともいうべき第7番と、ヤルヴィとDKAMの特質が最も雄弁な形で発揮される作品です。 (C)RS
JMD(2025/11/15)
19世紀ロマン派の扉を開いたシューベルトの真価を新たに定義する名演。
2023年英グラモフォン誌「オーケストラ・オブ・ザ・イヤー」、24年独クラシック・エコー賞受賞など、世界的な評価を獲得したパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル・ブレーメン(DKAM)が新たに取り組む「シューベルト:交響曲全集」。19世紀ロマン派の扉を開き、古典派の様式美に豊かな感情の起伏を取り入れたシューベルトを21世紀の視点から捉え、その前進性・革新性を明らかにします。作曲者自身が完成させた第1番~第6番・第8番「ザ・グレイト」の7曲に加え、2つの楽章のみで完成しなかった第7番「未完成」、序曲などが2028年までに収録・発売される予定です。
その第1弾となる当アルバムは、シューベルトの交響曲の中でも屈指の人気作2曲を収録。ヤルヴィは第7番「未完成」は過去の来日公演でも取り上げていますが、彼の指揮で第4番「悲劇的」を聴けるのは当ディスクが初めて。ベートーヴェンが好んだハ短調という調性を使い、古典派の形式美をはみ出すかのようなドラマティックな音楽で知られる第4番、そしてロマン派の真骨頂ともいうべき第7番と、ヤルヴィとDKAMの特質が最も雄弁な形で発揮される作品です。
ソニー・ミュージック
発売・販売元 提供資料(2025/11/14)