シネマチックなサウンドを特徴とするインストバンドAnoiceやそのサイドプロジェクトであるRiLFやFilmsのメンバーであり、日本を代表するポストクラシカルアーティストでもある2人の作曲家、Takahiro KidoとYuki Murataによるコラボレーションアルバム『Music for Piano and Chamber Orchestra』がリリース。今作ではAnoiceだけでなく2人のソロプロジェクトからセレクトされた楽曲、計10曲を8名のヴァイオリン奏者、3名のヴィオラ奏者、3名のチェロ奏者、2名のバス奏者、そしてフルート奏者とハープ奏者で構成されたオーケストラと一緒にレコーディング。Takahiro Kidoが自らオーケストラの指揮を担当、Yuki Murataも全ての楽曲でピアニストとして参加しており、美しく壮大なサウンドを生み出しています。 (C)RS
JMD(2025/10/30)
総勢20人のオーケストラで演奏された、壮大で美しい記録。
シネマチックなサウンドを特徴とするインストゥルメンタルミュージックバンドAnoiceやそのサイドプロジェクトであるRiLFやFilmsのメンバーであり、日本を代表するポストクラシカルアーティストでもある2人の作曲家、Takahiro KidoとYuki Murataによるコラボレーションアルバム「Music for Piano and Chamber Orchestra」がリリースされます。
今作ではAnoiceだけでなく2人のソロプロジェクトからセレクトされた楽曲、計10曲を8名のヴァイオリン奏者、3名のヴィオラ奏者、3名のチェロ奏者、2名のバス奏者、そしてフルート奏者とハープ奏者で構成されたチェンバーオーケストラCAGMOと一緒にレコーディング。Takahiro Kidoが自らオーケストラの指揮を担当、Yuki Murataも全ての楽曲でピアニストとして参加しており、その完璧なまでのコラボレーションはオリジナル曲をさらに美しく壮大なサウンドに生まれ変わらせています。
アルバムにはAnoiceの「liange」や「ripple」を始め、Takahiro Kidoの「where time goes」やYuki Murataの「red owl」など、各プロジェクトを代表する名曲たちを収録。生のオーケストラでしか表現できない広がり、揺らぎ、厚み、そしてそれぞれの演奏者の息遣いを感じることができるでしょう。特にオーケストラと一緒に奏でられることによってその優しさが雄大な大地のように広がったAnoiceの「the light」やTakahiro Kidoの「roads」、緊張感がさらに深まったYuki Murataの「ice flower」、そして鮮烈な攻撃性が高まったAnoiceの「colder than thermite」と「drops」は必聴に値します。
なお、今作のレコーディングはロシアによるウクライナ侵攻が始まる以前、コロナパンデミックが世界に蔓延する直前である2019年にモスクワのレコーディングスタジオにて1週間かけて行われ、ロシアやウクライナを含む各国の演奏家たちが参加。Takahiro KidoとYuki Murataにとってのひとつの集大成となる作品であり、音楽に対するアティチュードを改めて示す記念的なアルバムとなっている。
アルバム「Music for Piano and Chamber Orchestra」は写真家、Anastasia Ilinaがジャケットの撮影を担当した15cm×15cmの数量限定ボックスバージョンでリリース。Takahiro KidoとYuki Murataが自ら撮影した14枚のレコーディング風景やオフショットの写真がCDと一緒に同封されています。
発売・販売元 提供資料(2025/10/28)