ケニー・ドーハムが、ケニー・バレルやボビー・ティモンズ、サム・ジョーンズらを率いて1956年5月に録音した自身初のライヴ作品『カフェ・ボヘミアのケニー・ドーハム』。ジャズのライヴ名盤として今も愛される本作のコンプリート盤が、ケヴィン・グレイによる最新リマスターでリリース。ブルーノートが近年精力的に展開しているアナログ再発シリーズ「Tone Poet」の最新作となる。リリースはLP3枚組とCD2枚組の2形態で、日本盤はハイブリッドSACD2枚組としてリリースされる。
1956年5月にニューヨークのクラブ、カフェ・ボヘミアに自身のセクステットで出演したケニー・ドーハム。その半年前にも彼はアート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズの一員として出演し、『カフェ・ボヘミアのジャズ・メッセンジャーズ』という名盤を生み出していたが、本作でも脂の乗り切ったプレイは健在。J.R.モンテローズ(ts)、ケニー・バレル(g)、ボビー・ティモンズ(p)、サム・ジョーンズ(b)、アーサー・エッジヒル(ds)という布陣で、当時のハード・バップの空気を存分に堪能できる名盤として、今もドーハムの代表作のひとつとして挙げられている。
リマスタリングは、Tone Poetシリーズを手掛けてきた名手ケヴィン・グレイが担当。オリジナルのマスター・テープからのカッティング/リマスタリングを行っていて、これまでの再発でも評価の高いナチュラルで温かみのあるサウンドで、アナログ・テープをそのまま聴いているかのような体験をすることが出来る。ブックレットには、フランシス・ウルフによる未公開の写真、シド・シュワルツによる洞察に満ちたエッセイなど充実のコンテンツが収録されており、こちらも大注目だ。
日本盤は独自企画としてハイブリッドSACDの形態でリリース。ブックレットの翻訳も収録される。
発売・販売元 提供資料(2026/03/04)