セウ・ジョルジの'26新作は、ミゲル・アトウッド=ファーガソンによる豪奢なオーケストレーションを従え、ミルトンからヴェロカイまでMPBの名曲を歌う極上作! マリア・ヒタ、マリーザ・モンチ、ベック、ザップ・ママもゲスト参加!
ブラジルを代表する音楽家にして近年は俳優としても活躍するセウ・ジョルジが、国際的なキャリアにおいて最も野心的なプロジェクトを携えて帰ってきた! 16年の歳月をかけて制作された本作『The Other Side』は、セウ・ジョルジのソロキャリアを特徴づけてきたソウルやサンバとは一線を画す、ジャズとボサノヴァを融合させた洗練されたオーケストラによるブラジル音楽の祭典ともいえる一枚だ。
本作制作のきっかけを作ったのは、1999年以来の友人であり、彼の音楽に敬意を表してきた人物、ビースティ・ボーイズやジャック・ジョンソンとの仕事で知られる伝説的なプロデューサー、マリオ・カルダート・ジュニアだ。2009年にセウ・ジョルジがナイロン弦ギターでケイン・アンド・エイブルの「Girl You Move Me」をシンプルなアレンジで演奏しているのを録音した際、カルダートはその非常に繊細でダイナミックな演奏に心を深く揺さぶられたのだという。すぐにマルチインストゥルメンタリスト兼アレンジャーのミゲル・アトウッド=ファーガソンにデモのオーケストレーションを依頼。セウ・ジョルジ最大の魅力ともいえるベルベットのような歌声を包み込む耽美的なオーケストラは、ECMのカタログや、トム・ジョビンやジョアン・ジルベルトの作品を編曲したクラウス・オガーマンのアレンジを参考にしているとミゲル・アトウッド=ファーガソンは述べている。
レパートリー、そしてゲストも素晴らしい。冒頭を飾るのはミルトン・ナシメントの「Crenca」(1969年のデビューアルバム収録曲)、そしてアルトゥール・ヴェロカイの「Caboclo」(サイケデリックなギターバージョン!)、そしてもちろん、このプロジェクトのインスピレーションとなったカナダのバンド、ケイン&エイブルの「Girl You Move Me」などのカバー曲が収録されている。またブラジル音楽のファンを自称し、グラミー賞受賞者でもあるアメリカ人歌手ベックとのコラボレーションではニック・ドレイクの「River Man」をカバー。セウ・ジョルジが書いた新曲「Quando Chego」における歌姫マリーザ・モンチのゲスト参加曲も実に瑞々しい。極めつけはテロ&マルシオ・ボルジェスの「Vento de Maio」だろう。ロー・ボルジェス、そして何よりエリス・レジーナのヒットで知られるが、ここではそのエリスの娘であるマリア・ヒタとの力強いデュエットを聴くことができる。
発売・販売元 提供資料(2026/05/28)