中東のボビー・コールドウェル~スティーヴィー・ワンダー?
Habibi Funk新作は驚くほど都会的なサウンドが光る中東産City Pop!
Habibi Funkが発掘した、1980年代後半ヨルダン発の知られざるモダン・ソウル/シティ・ポップ秘宝!1988〜89年、アンマンの小さな8トラック宅録スタジオで録音された本作は、アラブ音楽のイメージを大きく覆す驚きの内容。パレスチナ系ヨルダン人のバシム・サイード、カルドゥーン・ナセル、そしてイラク出身のシンガー/ギタリスト、カシム・サボウンチによって結成されたNECHAZZが残した未発表音源集が本作だ。地元の名門クラブ「Rumours」でのライヴ活動で知られながらも、彼らが制作した楽曲群は正式にリリースされることなく埋もれたまま時を重ねていた。家族が保管していたというカセットテープから発見された音源は、まさに奇跡的な再発見と言えるだろう。
ボビー・コールドウェル、スティーリー・ダン、マイケル・フランクス、ジョージ・マイケル、ティアーズ・フォー・フィアーズ、レヴェル42、スティーヴィー・ワンダーといった洗練された80'sポップスの影響を感じさせながらも、単なる模倣には終わらない独自の個性が光り、スムースなR&B、ジャズ、洗練されたポップスが絶妙に融合し、「Love Meeting Love」や「Over You」では美しいコーラスワークとシンセサウンド、確かな演奏力を堪能できる。3人ともこれ以降別の世界で働いていくことになるわけだが、夜のクラブでの仕事や、航空業界でのキャリア、そして日常生活の合間に制作されたとは思えない完成度には驚かされるばかりだ。AOR、ヨット・ロック、シティ・ポップ、モダンソウル、さらには近年のオブスキュア・グルーヴ再評価の流れを追うリスナーにも強く推薦したい一枚。これぞまさに中東インディペンデント音楽史に埋もれていた、極上のタイムカプセル的発掘作!
発売・販売元 提供資料(2026/07/15)