ダイナソーJr.、5年ぶりの新作が完成。初期のギター・トーンを目指し、徹頭徹尾轟音を鳴らす13枚目のアルバム『ゼア・ニア』、リリース。
「Dinosaur Jr.は、新しいリスナーにも、長年バンドを愛聴してきたリスナーにも、今なお素晴らしい作品を作り続けている」- Wall Street Journal
Dinosaur Jr.はニュー・アルバム『There Near』をJagjaguwarよりリリースすることを発表した。『There Near』は、Dinosaur Jr.が復活を遂げてからの20年の間で制作した6枚目のスタジオ・アルバムとなる。前作『Sweep It Into Space』以来5年間、ライヴ盤や未発表曲集などがリリースされ、ファンを満足させてきたが、耳を痺れさせるような新曲満載のアルバムほど素晴らしいものはない。『There Near』はまさに最高峰のサウンドを持った作品だ。アマーストのBisquiteen Studioで1年間、短期間に集中的に制作された『There Near』は、コア・トリオ――サンダーチューブの王者Murph、人間竜巻Lou Barlow(ベース/ヴォーカル)、比類なきJ Mascis(ギター/ヴォーカル)――によってほぼ全曲レコーディングされ、地元の名ミュージシャン、Ken Mauriがピアノとオルガンで若干の演奏を加えている。そして、アルバムは最初から最後まで轟音を響かせている。『ゼア・ニア』におけるJのギター・トーンは、いつも以上に野性的で、それは彼が最近手に入れた70年代のMesa BoogieのMK1アンプを通して演奏していることも一因かもしれない。「僕たちがファースト・アルバムを作った時にChris Dixonが持っていたのと同じアンプを買った。Chrisは自宅で彼のアンプを使って僕たちの演奏をレコーディングしてくれた。それは、本当に面白い、しばらく聴いていなかったサウンドだ。このアルバムで、まさにそのサウンドを取り戻そうとしていたところだった。The Rolling Stonesは70年代にSantanaの演奏を聴いてMesa Boogieを使い始めた。その後、The ClashがThe Rolling Stonesを真似て、といった具合に。MK2など時代が進むにつれて、Mesa Boogieはよりメタル寄りのサウンドになっていった。でも、MK1はFenderのサウンドをパワーアップさせたようなサウンドだ。Rick Rubinがプロデュースするバンドに、ファースト・アルバムを聴かせて『あのサウンドに戻ろう』といつも言うのを聞いたことがあるだろう?だから、僕も彼の助言を自分に当てはめた」とJは語る。また、歌詞の哲学的な難解さについて尋ねられたJは、「曲を書いている時、それが『何について』歌っているのか、必ずしも確信しているわけではない。意味はいつか自然と浮かび上がってくるものだと思う。とにかく、使える言葉は何でも使う。また、その時々で読んでいる難解な本の影響も大きい。あまり深く考えすぎないようにしている。Spotifyが曲の歌詞を全部表示してくれるのは、ちょっとつまらないと思う。そんなの面白くないだろ?」と答えた。『There Near』は、Dinosaur Jr.の傑作アルバムの系譜を受け継ぐ作品だ。新曲は、彼らの伝説的な名曲たちと共に、ライヴで轟音を響かせる圧倒的なリフと共に、きっと素晴らしいサウンドを鳴らしてくれるだろう。
発売・販売元 提供資料(2026/07/13)