スローコア×グランジ。繊細な生の鳴りに痺れるデビュー作。
NYを拠点とする男女4人組インディーロックバンドのデビュー作。繊細な静寂と、容赦なく歪むファズギターが、心地の良い気怠さの中で爆発的なエネルギーを静かに生み出す注目の1枚。デスキャブ譲りの繊細さと、グランジのひりついた空気感を併せ持ち、ダークなスネイル・メイルのような朴訥としたヴォーカルがたまらないスローコア(1)。ソニック・ユースに通じる気持ちの良い違和感を醸し出す捻くれたギターリフと、スティーヴ・アルビニ作品のように生々しい一打一打のドラムの鳴りが堪らない(2)。エリオット・スミスの如く静かに沸き立つかのような迫力に圧倒される(3)。エモの叙情とスロウコアの静寂。ダイレクトに刻まれる生音の空間の中で、ひと際存在感を放つファジーなギターによりビルドアップされていく傑作がまた一つここに。
Rock/Pop
The Secret To Good Living
Hiding Places