タワーレコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第7弾 第III期(10タイトル)
SONY CLASSICALとタワーレコードによる夢のコラボレーション企画の最新第7弾、第Ⅲ期では、録音年代が比較的新しい音源を取り揃えました。
「Sony Classical x TOWER RECORDS 共同企画」
タワー・レコード "Sony Classical" スペシャル・セレクション第7弾
11/20発売分10タイトル
Ⅰ期:9/25(水)リリース 10タイトル
Ⅱ期:10/23(水)リリース 10タイトル
Ⅲ期:11/20(水)リリース 10タイトル
9/25(水)発売の第I期はこちら>>>
10/23(水)発売の第II期はこちら>>>
企画・販売:TOWER RECORDS
制作・発売:(株)ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
SONY CLASSICALとタワーレコードによる夢のコラボレーション企画の最新第7弾が今年も登場します!発売タイトルは昨年の26タイトルよりも更に多い、30タイトルを発売予定。これまでの最大規模で発売する中には、名盤でありながらもここ暫く廃盤であったアイテムや日本初発売音源など、今回も魅力溢れる盤が目白押しですので、全3期分、ご期待ください。
いよいよ最後の第Ⅲ期では、録音年代が比較的新しい音源も取り揃えました。ヴァントのブラームス1番はシカゴ響との一期一会の名演。唯一のアメリカのオケとの録音となった当盤には、北ドイツ放送響との「未完成」を併録。この曲は演奏会当日前プロで演奏された曲と同じです。同じく貴重という面ではギーレンが振った、フランクフルト・アルテオパーのこけら落とし公演であるマーラーの8番も注目です。ライヴということと全曲72分という快速演奏も魅力的な要素のひとつでしょう。日本初発売です。そして期待されながらも若くして急逝したトマス・シッパーズも忘れてはいけない存在。バーンスタインの録音とほぼ同じ時期に録音されたNYPとの録音は稀少な記録です。うち2曲を収録。
ブーレーズのCBS時代の録音は後にDGに再録音した曲もありますが、いずれの旧盤も輝きを失なっていないばかりか、むしろ魅力的なものも多いため、未だに名盤としての価値が高いものばかりです。幻想交響曲もそのひとつで、初出時はかなり衝撃的でした。同時に収録した「レリオ」と序曲集とのカップリングで再発いたします。同じくワーグナー作品も実はブーレーズの得意曲。これらも発売当時話題になりました。「トリスタン」以外は今の所唯一の録音ということも魅力的な要素のひとつでしょう。
チャクナヴォリアンの「ガイーヌ」全曲はこの曲のベスト盤のひとつで、極め付けの名演として名高い盤。全曲自体の録音数も少なく、未だに真っ先に推薦される盤です。原典版の世界初録音でした。他の作品も収録したお得盤。協奏曲ではフランチェスカッティのモーツァルトは外せない名作。ワルターとの3&5番は有名ですが、その後に録音した2&4番も秀逸な出来です。今回の発売で4曲を集成しました。
器楽曲ではカザドシュの2作を。1960&'68年にアムステルダムのコンセルトヘボウで行った伝説的ライヴは、没後にカザドシュ協会によって発掘され、CDでは1996年にフランス盤でのみ発売されたレア盤です。1960年のDISC1は1曲を除き日本初発売。そして定盤のドビュッシー作品集には言葉はいらないでしょう。ギーゼキングとならんでモノラル時代最高のドビュッシーと謳われた超名盤です。
最後は名盤「ガブリエリの饗宴」を。セル時代のクリーヴランド管、オーマンディ時代のフィラデルフィア管、そしてマルティノン時代のシカゴ響の有名金管奏者達が1968年に録音したこの盤は、現在においてもアメリカ黄金時代の響きが堪能できる名作として輝きを放っています。今年2013年に他界したA.ハーセスを偲ぶ盤として、この名作と1977年にレヴァイン指揮で実現した「ブランデルブルク協奏曲第2番」をカップリング。全盛期のハーセスの輝きを捉えた追悼盤として発売いたします。
*尚、発売アイテムは予告無く仕様・収録曲目の変更等を行う場合がございます。
ヴァント節が炸裂するブラ1は、ヴァントがアメリカの名門オケと残した唯一の録音。
ブラームス:交響曲第1番(CSO)&シューベルト:交響曲第8番「未完成」/ギュンター・ヴァント
※日本独自カップリング
※CD初出時のジャケット・デザイン使用予定
※解説:舩木篤也
【収録曲】
1.ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 作品68
2.シューベルト:交響曲第8番 ロ短調 D.759「未完成」
【演奏】
シカゴ交響楽団(1)、北ドイツ放送交響楽団(2)
指揮:ギュンター・ヴァント
【録音】
1989年1月19日~21日、シカゴ、オーケストラ・ホールでのライヴ・レコーディング(1)、
1991年4月21日~23日、ハンブルク、ムジークハレでのライヴ・レコーディング(2)
DDD/STEREO
鬼才ギーレンがフランクフルト時代に残した貴重なマーラー演奏。日本初発売。
マーラー:交響曲第8番「一千人の交響曲」/ミヒャエル・ギーレン
※日本初発売
※歌詞対訳付き
※ドイツ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
マーラー:交響曲第8番 変ホ長調「一千人の交響曲」
【演奏】
フェイ・ロビンソン(ソプラノI、罪深き女)
マーガレット・マーシャル(ソプラノII、栄光の聖母)
ヒルデガルト・ハイヒェレ(ソプラノIII、懺悔する女)
オルトルン・ヴェンケル(アルトI、サマリアの女)
ヒルデガルト・ラウリヒ(アルトII、エジプトのマリア)
マロリー・ウォーカー(テノール、マリア崇敬の博士)
リチャード・スティルウェル(バリトン、法悦の教父)
サイモン・エステス(バス、瞑想する教父)
ヘッセン放送フィグーラル合唱団
フランクフルト聖歌隊
フランクフルト・ジングアカデミー
リンブルク大聖堂児童合唱団
エルンスト・ヴュルディンガー(オルガン)
フランクフルト市立劇場オペラ管弦楽団
指揮:ミヒャエル・ギーレン
【録音】
1981年8月28日、フランクフルト、アルテオーパーでのライヴ・レコーディング
ADD/STEREO
1960年代~1970年代の欧米の音楽界を席巻した若武者トーマス・シッパーズの名演。
シベリウス:交響曲第2番&ムソルグスキー:展覧会の絵/トーマス・シッパーズ
※日本初CD化
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
1.シベリウス:交響曲第2番 ニ長調 作品43
2.ムソルグスキー~ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」
【演奏】
ニューヨーク・フィルハーモニック
指揮:トーマス・シッパーズ
【録音】
1963年4月9日、ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール(現エイヴェリー・フィッシャー・ホール)(1)、
1965年1月11日、ニューヨーク、マンハッタン・センター(2)
ADD/STEREO
音楽を扱う際の精緻さが際立つ1960~70年代のブーレーズならではのベルリオーズ。
ベルリオーズ:幻想交響曲&レリオ、序曲集/ピエール・ブーレーズ
※歌詞対訳付き(4)
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
※解説:ピエール・ブーレーズほか
【収録曲】
ベルリオーズ:
<DISC1>
1.幻想交響曲 作品14
2.歌劇「ベンヴェヌート・チェリーニ」序曲
3.序曲「ローマの謝肉祭」作品9
<DISC2>
4.叙情的モノドラマ「レリオ、あるいは生への帰還」作品14b
5.歌劇「ベアトリスとベネディクト」序曲
6.歌劇「ベアトリスとベネディクト」間奏曲(シシリエンヌ)
7.歌劇「トロイ人」~王の狩りと嵐
【演奏】
ジャン=ルイ・バロー(語り、レリオ)(4)
ジョン・ミッチンソン(テノール、ホレイショー、レリオの想像上の声)(4)
ジョン=シャーリー・カーク(バリトン、船長)(4)
ロンドン・シンフォニー・コーラス(合唱指揮:ジョン・オールディス)(4)
ロンドン交響楽団(1,4)
ニューヨーク・フィルハーモニック(2,3,5-7)
指揮:ピエール・ブーレーズ
【録音】
1967年10月24日&25日(1、4)、ロンドン
1971年4月27日(5、6)、1971年9月24日(7)、1972年9月25日(2、3)ニューヨーク、フィルハーモニック・ホール(現エイヴェリー・フィッシャー・ホール)
ADD/STEREO
秘曲「使徒の愛餐」、室内楽編成の「ジークフリート牧歌」など、ブーレーズの慧眼が光るワーグナー。
ワーグナー:前奏曲集&使徒の愛餐/ピエール・ブーレーズ
※歌詞対訳付き(6,7)
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
ワーグナー:
<DISC1>
1.楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲
2.歌劇「タンホイザー」序曲
3.ファウスト序曲
4.楽劇「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と「愛の死」
5.ジークフリート牧歌[オリジナル室内楽版]
<DISC2>
6.使徒の愛餐
7.ヴェーゼンドンクの詩による歌曲集
【演奏】
イヴォンヌ・ミントン(メッゾ・ソプラノ)(7)
ニューヨーク・フィルハーモニック(1-6)
ウェストミンスター合唱団(6)
ロンドン交響楽団(7)
指揮:ピエール・ブーレーズ
【録音】
1972年9月25日(1)、1973年2月6日(2、4)、1971年9月24日(3)、ニューヨーク、エイヴェリー・フィッシャー・ホール、
1977年2月12日(5)、1975年10月6日(6)、ニューヨーク、マンハッタン・センター、1979年5月、ロンドン、EMIスタジオ(7)
ADD/STEREO
アルメニアの暴れん坊、熱血指揮者チェクナヴォリアンの名を世界に轟かせた野性的な「ガイーヌ」の決定盤。
ハチャトゥリアン:バレエ「ガイーヌ」(全曲)、他/ロリス・チャクナヴォリアン
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
※解説:小倉重夫ほか
【収録曲】
ハチャトゥリアン:
<DISC1>
1.バレエ音楽「ガイーヌ」(全曲)より[原典版・世界初録音]
<DISC2>
1.バレエ音楽「ガイーヌ」(全曲)より[原典版・世界初録音]
2.バレエ音楽「スパルタカス」より
3.バレエ音楽「仮面舞踏会」組曲
4.ロシア幻想曲
【演奏】
ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団(1)
トリスタン・フライ(パーカッション)、ジョン・ウィルブラハム(コルネット)、マーティン・ガット(ファゴット)、
シドニー・サックス(ヴァイオリン)、マリー・グーセンス(ハープ)、ジェームズ・ブラウン(ホルン)、
トム・ケリー(クラリネット)、デイヴィッド・セアドーア(オーボエ)(以上1)
ロンドン交響楽団(2-4)
指揮:ロリス・チャクナヴォリアン
【録音】
1976年10月25日&27日、ロンドン、ウェスト・ハム・セントラル・ミッション(1)、
1981年5月、ロンドン、聖バーナバス教会(2~4)
ADD/STEREO
フランチェスカッティの艶やかな美音が描き出す豊麗なモーツァルト。
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第2番~第5番/ジノ・フランチェスカッティ
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
モーツァルト:
<DISC1>
1.ヴァイオリン協奏曲第2番 ニ長調 K.211
2.ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219「トルコ風」
<DISC2>
3.ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
4.ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
【演奏】
ジノ・フランチェスカッティ(ヴァイオリン)
チューリヒ室内管弦楽団(1,2)
指揮:エドモン・ド・シュトウツ(1,2)
コロンビア交響楽団(3,4)
指揮:ブルーノ・ワルター(3,4)
【録音】
1968年9月12日&13日、ヴィンタトゥール(1&2)、1958年12月10日、12日、15日、17日、ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール(3&4)
ADD/STEREO
日本初登場の貴重なカザドシュのライヴ・アルバム。
アムステルダム・ライヴ1960&1964/ロベール・カザドシュ
※モノラル録音
※日本初発売(ベートーヴェン第28番を除く)
※CD初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
<DISC1>
1.ショパン:バラード第1番 ト短調 作品23
2. 同:バラード第2番 ヘ長調 作品38
3. 同:バラード第3番 変イ長調 作品47
4. 同:バラード第4番 ヘ短調 作品52
5.シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
6. 同:蝶々 作品2
<DISC2>
7.モーツァルト:幻想曲 ニ短調 K.397
8.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第28番 イ長調 作品101
9.シューマン:交響的練習曲 作品13
10.ラヴェル:道化師の朝の歌
11.ドビュッシー:前奏曲集第1巻より
(1)亜麻色の髪の乙女
(2)中断されたセレナード
(3)沈める鐘
12.同:前奏曲集第2巻より
(1)風変わりなラヴィーヌ将軍
(2)オンディーヌ
(3)花火
13.同:アラベスク第2番
【演奏】
ロベール・カザドシュ(ピアノ)
【録音】
1960年3月27日(DISC 1)、1964年2月11日(DISC 2)、アムステルダム、コンセルトヘボウでのライヴ・レコーディング
ADD/MONO
モノラル時代の最高の名盤と謳われたカザドシュのドビュッシー。独奏曲を網羅した2枚組。
ドビュッシー:ピアノ曲集/ロベール・カザドシュ
※モノラル録音
※日本初CD化(DISC1)
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
【収録曲】
ドビュッシー:
<DISC1>
1.仮面
2.喜びの島
3.映像 第1集
4.映像 第2集
5.2つのアラベスク
6.版画
7.子供の領分
<DISC2>
8.前奏曲集 第1巻
9.前奏曲集 第2巻
【演奏】
ロベール・カザドシュ(ピアノ)
【録音】
1954年1月21日(1、2)、1954年8月(3)、1954年8月4日(4)、1954年1月21日(5)、1953年8月4日(6)、1950年4月1日(7)、1953年8月4日(8)、1954年1月18日(9)
ADD/MONO
アメリカの3つのメジャー・オケの金管奏者が集結!1968年録音の超名盤。ハーセス追悼盤。
ガブリエーリの饗宴/VARIOUS
※アメリカ盤LP初出時のジャケット・デザイン使用
※日本独自カップリング
※解説:梅沢敬一ほか
【収録曲】
ガブリエーリ:
1.第7旋法によるカンツォン (Ph、CL)
2. 第12旋法によるカンツォン (Ph、CL)
3. エコーによる12声部のためのカンツォン (Ph、Ch、CL)
4. 第8旋法によるソナタ (Ph,Ch)
5. ソナーレのためのカンツォーナ第27番(Ph,CL)
6. 第4旋法によるカンツォン (Ph,Ch,CL)
7. 12声部のためのカンツォン (Ph,Ch、CL)
8. ソナーレのためのカンツォーナ第28番 (Ph、CL)
9. 強弱のソナタ (Ph、Ch)
10.第1旋法によるカンツォン(Ph、CL)
11.第7旋法によるカンツォン第1番 (Ph、Ch)
12.第9旋法によるカンツォン (Ph,CL)
13.ソナーレのためのカンツォーナ第2番(Ph,Ch、CL)
J.S.バッハ
14.ブランデンブルク協奏曲第2番ヘ長調BWV1047
【演奏】
1.~13.
フィラデルフィア管弦楽団金管アンサンブル(Ph)
ギルバート・ジョンソン(第1トランペット)、シーモア・ローゼンフェルド(第2トランペット)、
メイソン・ジョーンズ(ホルン)、ヘンリー・チャールズ・スミス(第1トロンボーン)、
タイロン・ブレイニガー(第2トロンボーン)、M.ディー・ステュワート(ユーフォニウム)、
エイブ・トーチンスキー(テューバ)
クリーヴランド管弦楽団金管アンサンブル(CL)
バーナード・アデルセン(第1トランペット)、トーマス・ウォールウェンダー(第2トランペット)、
マイロン・ブルーム(ホルン)、ロバート・ボイド(トロンボーン)、ロナルド・ビショップ(テューバ)
シカゴ交響楽団金管アンサンブル(Ch)
アドルフ・ハーセス(第1トランペット)、ヴィンセント・チコヴィッツ(第2トランペット)、
デイル・クレヴェンジャー(ホルン)、ジェイ・フリードマン(第1トロンボーン)、
フランク・クリサフッリ(第2トロンボーン)、グレン・ドッドソン(ユーフォニウム)、
アーノルド・ジェイコブス(テューバ)
14.ジェームズ・レヴァイン(指揮)シカゴ交響楽団のメンバー
アドルフ・ハーセス(トランペット)、サムエル・マガド(ヴァイオリン)、ドナルド・ペック(フルート)、
レイ・スティル(オーボエ)、ジョゼフ・ゴラン(ヴァイオリンI)、エドガー・ミュンザー(ヴァイオリンII)、
ミルトン・プレーヴス(ヴィオラ)、フランク・ミラー(チェロ)、ジョゼフ・グアスタフェステ(コントラバス)、
メアリー・サウアー(チェンバロ)
【録音】
1968年4月12日&13日、フィラデルフィア、タウン・ホール(1-13)
1977年7月13日、シカゴ、メダイナ・テンプル(14)
ADD/STEREO
カテゴリ : Classical
掲載: 2013年09月13日 12:00