【ロック/ポップスを極める】第1回:日本でブレイク前の男性シンガーソングライターを大特集!!
日本でブレイク前の男性シンガーソングライター大特集!!
音楽をより深く楽しんでいただくための特別企画「極めるシリーズ」。ロック/ポップスの第1回は「日本でブレイク前の男性シンガーソングライター」をご紹介!バイヤー厳選のアイテムを、コメントや紹介動画とともにお楽しみください。
1.Luke Sital-Singh 『The Fire Inside』
NME、The Guardian、The Independent、BBCレディオなど英国メディアが絶賛!スノウ・パトロールやジェイク・バグなどと仕事をしてきたイアン・アーチャーがプロデュースしたデビュー・アルバムは、時には震えるように儚く、時には振り絞るように力強く自らの想いを詞にのせる歌と声がとても印象的だ。こんな素敵な表現方法で、繊細なバラードから希望が力強く響く曲まで披露されたら、心を揺さぶられないひとはいないだろう。ボン・イヴェールやニール・ヤング、ダミアン・ライスなど、名立たるアーティストが引き合いに出されるのも頷けるほど!
2.Alex Clare 『Three Hearts』
2011年ソウルフルな声でセンセーショナルなデビューを飾ったイギリスのSSWアレックス・クレア。クラブ・シーンからも人気で、ドラムンベース・ユニットのルディメンタルやサブフォーカス、EDMアーティストのドン・ディアブロなど共演が多数。そんなジャンルを超越した彼の人気の秘密は、ソウルフルなだけでなく、力強いエモーショナル歌唱。派手なダンス・トラックにも負けないパワフルな歌声を生かし、本作ではインディ・ロック風味からヴィンテージ感を出した曲まで、幅広いスタイルの楽曲を歌いこなしています。
3.Tomo Nakayama 『フォグ・オン・ザ・レンズ』
シアトル在住の日系アメリカ人シンガー・ソングライター、トモ・ナカヤマ。築92年になる古いローマ建築様式のシアトル・タウン・ホールで制作したという本作。メイン・ホールではスタインウェイのピアノで作曲&レコーディングし、バックステージはギター用のブースに、よく反響する地下の廊下では天然のリヴァーブでヴォーカルを、といった具合に一人でラップトップに録音。その甲斐あってか、アナログとデジタルという相反する要素が混ざり、素朴だけど都会的な雰囲気を持った、不思議な作品に仕上がっています。
4.Mac DeMarco 『サラダ・デイズ』
インディー・ロック界で注目の作品を連発、シューゲイズの名盤を再発するレーベルとしても人気のキャプチャード・トラックスを代表するマック・デマルコ。歌が上手いわけでも、演奏が上手いわけでもなく、調子はずれのギターとヨレヨレの歌が彼の武器。こんなにもダラーっとしたノリで人々を魅了するのは、真似しようたって出来ません!
5.George Ezra 『Wanted on Voyage』
TV番組の司会者から“50歳の声を持つ青年”と紹介されたらしいですが、まさに言い当て妙!見た目は長身のさわやかな青年なのに、声の太さといったらそれはもう!一応フォーク・シンガーという触れ込みではあるものの、スモーキー&ブルージーなこの歌声は、ジャンルを超越した輝きを放っています!
6.Bastian Baker 『トゥー・オールド・トゥー・ダイ・ヤング』
本国スイスでは向かうところ敵なし!MTV EUROPE MUSIC AWARDS 2013「ベスト・スイス・アクト」、SWISS MUSIC AWARDS 2014 にて「ベスト・アルバム・オブ・ジ・イヤー」「ベスト・ロマンディ・アクト」等、数々の賞を受賞するイケメン・シンガー。ラップやトラッドでスパイスを聴かせたポップな楽曲は今風で◎。モントルー・ジャズ・フェスティバルにも出演実績あり!
7.Vance Joy 『Dream Your Life Away』
SHAZAM、SPOTIFY、ビルボード誌、USA TODAY誌など等、あらゆる世界のメディアを巻き込んで騒がせてきたヴァンス・ジョイことジェイムス・キオ。湿り気を帯びた切ない歌声が、ジメジメしていてなんかいい!本作は彼のデビュー・アルバムで、UK、スウェーデン、カナダ、ドイツ、アメリカで大ヒットした曲「RIPTIDE」も収録。
8.Hozier 『Hozier』
ヒット曲「Take Me To Church」がグラミーの<SONG OF THE YEAR>にノミネートされるなど、英米で大きな注目を集める、アイルランド出身のシンガー・ソング・ライター、ホジャー。ゴスペルやブルースからの影響を強く感じさせる音楽性と、己の魂を震わすように発せられる圧倒的な力を持つ歌声が一体となった楽曲は圧巻。
9.John Newman 『Tribute』
ドラムンベース・ユニット、ルディメンタルのヒット曲 「Feel the Love」と「Not Giving In」にフィーチャーされて大きな注目を集めたイギリスの若手シンガー・ソングライター。ギターを弾き、作曲をはじめたのはなんと14歳で、レコーディング、プロデュースの手法も心得る俊英。レトロだけどダンス・ミュージックの要素も吸収したモダンな曲と塩辛い歌声の相性が癖になる!
10.Passenger 『Whispers』
「Let Her Go」の世界的ヒットで知られるイギリスのパッセンジャーことマイケル・デヴィッド・ローゼンバーグ。フォークのスタイルを軸にシネマティックでポップな味を加えた曲を、少し鼻にかかった独特のハスキー・ヴォイスで歌う。本作は世界中で大ヒットとなった「Let Her Go」ほどの爆発力はないものの、味のある楽曲は聴きごたえあり。
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