タワークラシカル「2017輸入盤TOP40」&「話題盤10選」&「タワーレコード企画盤TOP20」
2017年タワー・オンライン、クラシカルで売れた輸入盤のTOP40と、話題となった国内・話題盤10タイトル&関連アイテム、そして、タワーレコード企画盤TOP20を一挙大公開します!
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【クラシック輸入盤TOP40】
2017年は新録音が多数ラインナップした1年でした。第1位に輝いたブニアティシヴィリをはじめ、25年振りのソロ録音となったツィメルマン、3タイトルがチャート・インしたイザベル・ファウスト、リリースされるたびに話題のクルレンツィス、ポリーニのショパン録音、ブロムシュテットのベートーヴェン“交響曲全集”など。若手からベテランまで、素晴らしい演奏が続々と生まれました。
<第1位>
カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)、チェコ・フィル
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番&第3番
今もっとも聴き手を魅了するピアニスト、ジョージア出身のカティア・ブニアティシヴィリのラフマニノフのピアノ協奏曲第2番&第3番。共演はパーヴォ・ヤルヴィ&チェコ・フィル。
ブニアティシヴィリの抜群の響きの解像度。クールな質感の鋭いタッチで個性溢れる鮮やかな演奏を聴かせてくれます。
<第2位>
クリスチャン・ツィメルマン(ピアノ)
シューベルト:ピアノ・ソナタ第20番&第21番
クリスチャン・ツィメルマン待望の新録音は、ソロのフル・アルバムとしては25年振りとなる2016年に新潟県柏崎市でスタジオ録音されたシューベルトのピアノ・ソナタ第20番と第21番。繊細で透徹のタッチが作品に優しく寄り添います。
<第3位>
セルジュ・チェリビダッケ(指揮)、ミュンヘン・フィル
シューベルト:交響曲第8番「未完成」、ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」
チェリビダッケの伝説的演奏会で披露されたシューベルトの“未完成”とドヴォルザークの“新世界より”の正規録音が、ミュンヘン・フィル自主制作レーベルより登場しました。チェリビダッケ独自のテンポと意味深い表情が強大な説得力を生み出しています。
<第4位>
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
パブロ・エラス=カサド(指揮)、フライブルク・バロック・オーケストラ
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番、他
イザベル・ファウストがエラス=カサドとピリオド・オーケストラ「フライブルク・バロック・オーケストラ」との共演でメンデルスゾーンの“ヴァイオリン協奏曲”を録音。何度も共演し、お互いを熟知する2人による演奏です。
<第5位>
テオドール・クルレンツィス(指揮)、ムジカエテルナ
チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」
クルレンツィスとムジカエテルナによる “悲愴”。その演奏の素晴らしさは期待に違わぬもので、考え抜かれた劇的表現と、表現主義的とも言える強弱・緩急・明暗の対照、生命力に満ちた鮮烈な演奏が、初めて聴いたときの畏怖に似た感動を蘇らせてくれます。
<第6位>
ロストロポーヴィチ(指揮)、ロンドン・フィル、他
チャイコフスキー:交響曲全集(6枚組)
<第7位>
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)
幻想ポロネーズ、舟歌~ショパン後期作品集
<第8位>
イザベル・ファウスト(ヴァイオリン)
アレクサンドル・メルニコフ(ピアノ)、サラゴン弦楽四重奏団
フランク:ヴァイオリン・ソナタ、ショーソン:コンセール
<第9位>
ヘルベルト・ブロムシュテット(指揮)、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)
<第10位>
加藤訓子(マリンバ)
J.S.バッハ:マリンバのための無伴奏作品集(2枚組)
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【クラシック話題盤10選】
クラシックの美しいメロディのみを収録したタワレコ選曲コンピが多くの音楽ユーザーに喜んで頂けました。直木賞&本屋大賞のダブル受賞で話題になった「蜜蜂と遠雷」の音楽集、病のため逝去したヴァイオリニスト若林暢の感動の遺作2作品、圧倒的な歌唱力で魅了するサラ・オレイン&山田姉妹、独自の世界観で人気を集めるピアニスト、反田恭平&清塚信也、小澤&アルゲリッチという巨匠二人の感動の共演など、バラエティ豊かな1年でした。
<第1位>
ビューティフル・クラシカル・メロディーズ(3枚組)
クラシック音楽の数多くの名曲のなかから、美しいメロディだけをタワレコが厳選した"究極の"美メロディ・クラシック・コンピレーション・アルバム。CD3枚に全53曲を全てステレオ録音で収録。各ディスクはそれぞれ、1日のなかで「朝」「昼」「夜」にぴったりな選曲にもなっているので、雰囲気に合わせてお選び頂けます。
<第2位>
サラ・オレイン
ANIMA
世界を癒す美声で魅了するサラ・オレイン。クロスオーバーの名曲に加え、彼女の自作曲では彼女の思いがより一層歌に込められ、その圧倒的な歌声に心が揺さぶれらます。
<第3位>
蜜蜂と遠雷 音楽集
直木賞と本屋大賞のダブル受賞作となった恩田陸さんの話題作「蜜蜂と遠雷」。国際ピアノ・コンクールを舞台にリアルな描写に衝撃を覚える小説で、そこに登場するクラシック曲を収録したコンピ3作発売。
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【タワーレコード企画盤TOP20】
昨年度からSACDハイブリッド盤の発売点数が増え、2017年はその割合が更に加速しました。TOP20に占める数は昨年の12点よりも増加し、SACDハイブリッド盤は何と16点もの数がランクインしました。全体の発売点数に対しての割合が増えていることに加え、復刻のコンセプトが浸透し高音質盤に対する期待がより高まっていることもその理由かと思われます。今後も安定的な供給と名盤+αの復刻をタワー企画盤は目指していきます。来年も独自企画盤にご期待ください。
<第1位>
カール・ベーム(指揮)、ウィーン・フィル
モーツァルト:交響曲集(第29,35,38,39,40,41番)、他(3枚組SACDハイブリッド)
ベーム晩年のVPOとの珠玉のモーツァルト交響曲集を、基マスターから本国で新規マスタリングを行い3枚に集成。全曲世界初SACD化!
最晩年にウィーン・フィルと収録した6曲のモーツァルトの後期交響曲と、2曲の管弦楽曲を3枚に集成しました。
60年代までのスタイルに加え、より柔和で内部に深みを持ったベームの音楽は、アナログ最盛期のDGにより当時の雰囲気そのままに収録されています。
<第2位>
サー・クリフォード・カーゾン(ピアノ)
ベンジャミン・ブリテン(指揮)、イギリス室内管弦楽団
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第20番・27番(SACDハイブリッド)
カーゾンの死後に発表されたブリテンとの歴史的名盤を、本国のオリジナル・マスターを用いて新規マスタリング。デッカ黄金期の優秀録音。
当時の雰囲気を損なわないよう、DECCAの正統路線でマスターを忠実に再現することを目指しました。
<第3位>
ジョージ・セル(指揮)、クリーヴランド管弦楽団
ブラームス:交響曲全集+ブラームス:交響曲第1番(57年録音)(2017年DSDリマスター)
巨匠セルとクリーヴランド管弦楽団が到達した20世紀オーケストラ演奏の極点。特別収録として57年録音(EPIC)のブラ1を収録しました。世界初SA-CD化!
これまでのリマスターも含め最高のクオリティを追求し、ハイブリッドディスクとして「究極」の形で復刻を行いました。
<第4位>
ピエール・フルニエ(チェロ)
ジョージ・セル(指揮)、ベルリン・フィル、他
ドヴォルザーク&エルガー:チェロ協奏曲
<第5位>
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)、ウィーン・フィル、他
ベートーヴェン:交響曲全集(第1-9番「合唱」)
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