CLASSIC 10タイトル
ハイレゾ名盤シリーズ CLASSIC 第2弾10タイトル
“MQA-CD × UHQCD = ハイレゾも聴ける高音質ディスク"として登場した「ハイレゾ名盤シリーズ」。
CLASSIC 第2弾 全10タイトルが発売。
オリジナル・テープから独Emil Berliner Studiosにて2011年に制作したDSDマスターを352.8 kHz/24bitに変換して収録
※ハイレゾCD名盤シリーズは、全てのCDプレーヤーで再生可能 (44.1kHz/16bit) な高音質CD (UHQCD)です。
※MQA対応機器を使用すれば、元となっているマスターに迫るハイレゾ・クオリティで再生することができます。
CLASSIC 第2弾 全10タイトル
ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
ミシェル・シュヴァルベ(ヴァイオリン・ソロ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カール・ベーム
録音:1959年10月 ベルリン、イエス・キリスト教会
ベームが65歳のときにベルリン・フィルハーモニーを指揮した壮年期を代表するステレオ最初期の録音です。熱気を孕んだ指揮ぶり、オーケストラの威力のある音と卓越した表現力が一体となって、極めて勇壮な演奏が実現しています。ベームの数多い録音のなかでもひときわ光彩を放っている一枚です。
(1959年録音/2011年マスター)
マーラー:交響曲 第4番 ト長調
フレデリカ・フォン・シュターデ(メッゾ・ソプラノ)
ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン・ソロ)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1977年5月 ウィーン、ムジークフェライン
シカゴ響、ウィーン・フィル、ベルリン・フィルを振り分けたアバド最初のマーラー交響曲シリーズからの1977年録音の第4番です。ウィーン・フィルのふくよかな音色と緻密な演奏、フォン・シュターデの天上的な歌唱も相俟って独特の魅力を放つ名盤です。8チャンネルのマルチ・テープより2012年に再ミックス&DSD化。
(1977年録音/2012年マスター)
マーラー:交響曲 第9番 ニ長調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:レナード・バーンスタイン
録音:1979年10月 ベルリン、フィルハーモニー〈ライヴ・レコーディング〉
これぞ一期一会! バーンスタインがベルリン・フィルを指揮したのは本盤の1979年10月4日と5日のマーラー交響曲第9番のみです。当時の楽壇で帝王カラヤンと双璧をなしたバーンスタインの情熱溢れる指揮でベルリン・フィルが熱く燃えた伝説のライヴとして名高い名盤です。
(1977年録音/2012年マスター)
チャイコフスキー:交響曲 第5番 ホ短調 作品64
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:エフゲニ・ムラヴィンスキー
録音:1960年11月 ウィーン、ムジークフェライン
20世紀を代表する指揮者の一人、ムラヴィンスキーがドイツ・グラモフォンに遺したチャイコフスキーの三大交響曲は録音から半世紀以上を経た今なお根強い人気を誇っています。この第5番はヨーロッパ演奏旅行の際にウィーンのムジークフェラインで録音されました。
(1960年録音/2012年マスター)
スメタナ:連作交響詩《わが祖国》
ボストン交響楽団
指揮:ラファエル・クーベリック
録音:1971年3月 ボストン、シンフォニー・ホール
スメタナの交響詩《わが祖国》はクーベリックが最も得意としたレパートリーで6種ものレコーディングを残しましたが、これはその3回目の録音で、オーケストラや録音の素晴らしさも相俟って理想的な演奏を展開しています。作品の本質に迫った永遠の名盤といえましょう。
(1971年録音/2011年マスター)
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1967年5月&6月 ベルリン、イエス・キリスト教会
鋭い閃きと逞しい力感が前面に押し出された躍動感溢れるスリリングな演奏はアルゲリッチの魅力全開! そして、アバド&ベルリン・フィルの「ぴたっ」とあわせる素晴らしいサポート! 今聴いても全く新鮮さを失わない1967年録音の名盤です。
(1967年録音/2011年マスター)
J.S.バッハ:
1.無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
2.無伴奏チェロ組曲 第3番 ハ長調 BWV1009
3.無伴奏チェロ組曲 第5番 ハ短調 BWV1011
ピエール・フルニエ(チェロ)
録音:1960年12月(1,3)、1961年2月(2) ハノーファー、ベートーヴェンザール
気品溢れるその音色で多くの人々の心を捉えた「チェロの貴公子」フルニエによるバッハの無伴奏チェロ組曲から第1番・第3番・第5番。収録から既に50年以上が経過していますが、同作品最高峰の名盤のひとつとして今なお君臨しています。
(1960/61年録音/2016年マスター)
マーラー:交響曲 第2番 ハ短調 《復活》
イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
クリスタ・ルートヴィヒ(アルト)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ズービン・メータ
録音:1975年2月 ウィーン、ソフィエンザール
若きメータがウィーン・フィルを指揮した《復活》。大オーケストラと独唱&合唱により繰り広げられる壮大な音響! アナログ後期の円熟の録音も相俟って語り継がれる名盤です。
(1975年録音/2012年マスター)
1.シャブリエ:狂詩曲《スペイン》
2.リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲
3.グラナドス:アンダルーサ
4.モシュコフスキ:スペイン舞曲 第1巻
5.ドビュッシー:管弦楽のための映像
ロンドン交響楽団(1-4)
スイス・ロマンド管弦楽団(5)
指揮:アタウルフォ・アルヘンタ
録音:1957年1月 ロンドン、キングズウェイ・ホール(1-4)、
1957年5月 ジュネーヴ、ヴィクトリア・ホール(5)
44歳の若さで亡くなったスペインの名指揮者アルヘンタ。『エスパーニャ』は、スペインにちなんだ作品を集めたアルバムで、アルヘンタの精気に満ちた色彩豊かな演奏を、デッカの名録音が見事に捉えています。
(1957年録音/2012年マスター)
ストラヴィンスキー:バレエ《ペトルーシュカ》(1947年版)
バルトーク:パントマイム《中国の不思議な役人》 Sz.73
ウィーン国立歌劇場合唱団(Sz.73)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クリストフ・フォン・ドホナーニ
録音:1977年12月(1)、1977年12月、1979年9月(2) ウイーン、ソフィエンザール
ドホナーニの知的なアプローチと鋭さ、現在とはまた違ったウィーン・フィルの渋い響きと機動力、そしてアナログ最後期のDECCAの録音という奇跡的な組み合わせによる《ペトルーシュカ》と《中国の不思議な役人》。
(1977/79年録音/2012年マスター)
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