タワーレコード 2020上半期チャート 洋楽アルバム TOP20
本年度グラミー賞で最年少主要4部門制覇、毎日のように発言がSNSやネットニュースで注目を浴び、日本でもドラマ主題歌起用、ユニクロとのコラボなど異例尽くしのビリー・アイリッシュ。こんな新人の出現は2008年のレディー・ガガ以来かも。そのガガ様も女優として開眼した映画「アリー/スター誕生」に出演後初となる新作がバッチリ4位にランクイン。またグリーン・デイ、オジー・オズボーン、1月に待望の来日公演を果たしたクイーンらベテラン勢の健闘も目立ちました。その他、EDMの枠を越え幅広く支持されるチェインスモーカ-ズ、マルーン5に匹敵する美メロが天下一品なTHE 1975をはじめ、ジャスティン・ビーバー、ザ・ウィークエンドら10年代ブレイク組は、いずれも質の高い作品で盤石の体制を維持。そんな中、リック・ルービンを迎え新章を切り開いたザ・ストロークス復活作はまさに快挙!
1位 Billie Eilish『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』
最年少でグラミー主要4部門受賞、日本でもTVドラマ主題歌に“バッド・ガイ”が起用され、ユニクロともコラボするなど、社会現象的にブレイクした彼女のデビュー・アルバム。 実兄のフィアネスと二人で作り上げた本作は、ダウナーなビリーの歌に毒のある歌詞、浮遊するオカルト的なサウンドなど強烈なオリジナリティを放ちながらも、非常に聴き易く優れたポップ・アルバムであると言う事実に、あらためて驚嘆させられる。
2位 Green Day『ファザー・オブ・オール…』
約3年ぶり通算13作目は、まさに鉄板のグリーン・デイ節全開な突き抜けっぷりが最高! 全曲で26分というコンパクトさに込められた熱量と衝動、これぞロックン・ロールなのだ。
3位 Ozzy Osbourne『オーディナリー・マン』
帝王"マッドマン"オジー、実に10年ぶりの新作。ガンズのダフ・マッケイガンとレッチリのチャド・スミスがリズム隊を務め、エルトン・ジョン御大まで参加した渾身の一撃。
4位 Lady Gaga『クロマティカ』
映画「アリー/ スター誕生」の大ヒット後待望の新作。アリアナ・グランデ、エルトン・ジョンら豪華ゲストを迎えアッパー路線へ回帰、間違いなく『ボーン・ディス・ウェイ』と並ぶ傑作だ。
5位 The Chainsmokers『ワールド・ウォー・ジョイ』
EDMの枠を超え、今や現行のポップシーンを牽引する存在なった彼らの最新作。5SOSやブリンク182とのエモすぎるコラボから、カイゴとの美メロチューンまで死角なし!
6位 Justin Bieber『チェンジズ』
5年振りだが、ルイス・フォンシとのコラボ大ヒットなどでブランク感はゼロ。クエイヴォやポスト・マローンを迎え、先鋭さとポップネスを絶妙に共存させた超一級のR&Bを披露。
7位 The 1975『仮定形に関する注釈』
現行ロックシーンの良心とも言えるバンドの4作目。程よくエレクトロニックなギター・ポップは今回も秀逸なメロディが素晴らしい。マリリン・マンソンもビックリな楽曲など遊び心も憎い。
8位 The Strokes『ザ・ニュー・アブノーマル』
NYが産んだ唯一無二のロックンロールバンドによる、7年振りの6作目。プロデューサーにヒップホップ界のレジェンド、リック・ルービンを迎え、シンセを導入するなど新境地を見せた。
9位 Queen『グレイテスト・ヒッツ・イン・ジャパン』
映画「ボヘミアン・ラプソディ」の熱狂後初の来日となった2020年1月公演に合わせ発売された日本企画のファンベスト。“手をとりあって”、“永遠の翼”など選曲も◎。
10位 The Weeknd『アフター・アワーズ』
大ブレイクとなった『スターボーイ』に続く新作も全米4週連続1位と盤石の結果に。高速エレポップやドラムンベースなど攻めながらも、原点のベッドルーム的内省さも復活した総決算的1枚だ。
11位 Various Artists『2020 GRAMMY ノミニーズ』
12位 Dua Lipa『フューチャー・ノスタルジア』
13位 Thundercat『It Is What It Is』
14位 Eminem『ミュージック・トゥ・ビー・マーダード・バイ』
15位 OST『アナと雪の女王2 オリジナル・サウンドトラック』
16位 Dizzy Mizz Lizzy『オルター・エコー』
17位 Tame Impala『The Slow Rush』
18位 Cream『グッバイ・ツアー - ライヴ1968』
19位 Selena Gomez『レア』
20位 Pearl Jam『ギガトン』
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掲載: 2020年07月14日 12:00