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【タワレコシティポップ】ビクターシティポップマスターピース再発を一挙にご紹介①

世界標準となった日本のシティポップ。ビクターの豊富なカタログの中から、現在入手不可能、初CD化の作品を含む17タイトルが復刻されついにリリース! ラインナップは、杉真理、ブレッド&バター、りりィ、惣領泰則、高木麻早、丸山圭子、JIVE、Reico、南佳孝や斎藤誠、村田和人、重実徹らによる幻のポップ・ユニット「21」、山本潤子らのプロジェクトnanan、April、そして、大貫妙子、矢野顕子、EPO、かの香織、平松愛里、ミズノマリ、加藤沙香奈の女性ボーカリスト7人が参加したカヴァー・アルバム『Voice Colors~あなたといたころ~』の17枚。狂喜乱舞のこの機会に、タワースタッフの目線で全作品を紹介する企画ページ第1弾!

Selected by

TANAKAMAN(新宿店)、松本創太(渋谷店)

【タワレコマース】CITY POP特集 vol.1 ~Tower To The People編~

南佳孝『Nude Voice <生産限定盤>(RM)』

年を重ねたミスター・メロウが歌うジャズ・スタンダード。
2001年リリースのジャズ・スタンダード・カバー作品が待望の再発。もはや何をどう歌っても洒脱でいかした南佳孝、年を重ねるごとに益々格好良くなっていく彼がジャズを歌ったらもう間違いなくカッコイイ。コール・ポーターやガーシュウィン、デューク・エリントンから唯一の自作曲⑫"スカイ・ブルー"までぐぅの音も出ない。渡辺香津美や村上ポンタ秀一トリオ=ポンタ・ボックス、熱帯JAZZ楽団や比屋定篤子など脇を固める面々もスゴイ。


南佳孝『BLUE NUDE <生産限定盤>(RM)』

メロウな粋と洒脱な魔法がかかったボサ&ラテン・カバー集。
前年『Nude Voice』の続編は南佳孝お得意のボサノヴァやラテンのカバー集。石川セリに提供した名曲⑫"ミッドナイト・ラヴ・コール"や松本隆との共作⑪"パラディソ"のセルフ・カバーを始め、ジョビンやマルコス・ヴァーリ、マイケル・フランクスの楽曲をオトナの余裕で洒脱にカバー。ブレッド&バター、前田憲男も編曲で参加。


惣領泰則とジム・ロック・シンガーズ『グッドバイ!グッドバイ!グッドバイ! <生産限定盤>(RM)』

清廉なコーラスと編曲が見事な和ソフトロック名盤が初CD化!
伝説のバンド、ブラウンライスを率いた作曲家/アレンジャー惣領泰則が率いるジム・ロック・シンガーズのデビュー作が初CD化!当時の奥さま、惣領智子が自身のアルバムでも取り上げた名曲②"シティ・ライツ・バイ・ザ・ムーンライト"のテイク違いを始め、かのドン・コスタに師事した惣領泰則の洗練されたアレンジメントと、ジム・ロック・シンガーズの清廉なコーラス・ワークが見事な和ソフトロック作品。


石黒ケイ『YOKOHAMA RAGTIME +2 <生産限定盤>(RM)』

Barスターダストをジャケに冠した横浜メロウソウルの名盤。
女優兼歌手の石黒ケイによるYOKOHAMAソウルの名盤!まずはなんと言ってもエディ潘(本作にもギターで参加)作曲、俳優の藤竜也が作詞を手掛け、松田優作や原田芳雄らが歌い継いできた名曲④"横浜ホンキートンク・ブルース"。ケイ嬢のフラットな歌声が逆にライトメロウ感を醸し出す名演!さらに③"雨"も跳ねたリズムとホーン・アレンジが心地よい隠れたシティポップス名曲!アレな隠喩がヒドい(笑)下ねたディスコ⑦"BANANA"は・・・思わず絶句。


杉真理『マリ・アンド・レッド・ストライプス +1 <生産限定盤>(RM)』

ポップ・マエストロ、杉真理が在学中に残したデビュー作。
ジェントリーなジャパニーズ・ポップスの名手、杉真理が慶應義塾大学在学中に安部恭弘や竹内まりや、青山純や新井田耕造(ex.憂歌団~RCサクセション)らと結成していたレッド・ストライプスの唯一作品がようやく再CD化!後のカジヒデキや小沢健二らへと受け継がれた、てらいのない普遍的なポップス・センスはこのデビュー作品からすでに確立。


高木麻早『PICK ME UP <生産限定盤>(RM)』

SSW高木麻早の未CD化アルバムが初CD化!
"ひとりぼっちの部屋"のヒットで知られるSSW、高木麻早が83年にリリースした作品が初CD化。すこし塩辛いボーカルと、河内淳一や今剛、片山敦夫、今野多久郎らによるフュージョン・テイストな演奏がニュー・ミュージックと歌謡曲の狭間をいくような音楽性で、J-POP誕生以前のジャパニーズ・ポップスのクオリティの高さを示すアルバム。


丸山圭子『MISS LONELY <生産限定盤>(RM)』

シティ・レディーの風を感じる埋もれてほしくない名盤。
丸山圭子が80年ビクターに残したCITY POP作品復刻!LightMellowでも紹介されたラテン香る⑦収録。鈴木茂、芳野藤丸、岡沢茂、仲井戸麗一らが参加した作品。マイケル・マクドナルド加入後のドゥービーブラザーズそのままの①やエレピの美しさと荒井由実的魅力も放つ②などシティ・レディな風を感じさせつつ、軸足にあるのはやはりメロウ・ボッサでフォーキーな魅力。快活に弾けるロック⑥、歌謡曲な魅力と名ギターソロを聴ける⑧なども含めヴァラエティ豊かな仕上がりを演出する当時のご主人佐藤準氏とご本人のソングライティング力が素敵!


りりィ『モダン・ロマンス +1 <生産限定盤>(RM)』

まさに「モダン・ロマンス」な世界デス。
CITY POP/和モノとして再評価が著しいりりィがビクターに82年に残した移籍第一弾アルバム。プロデュースはベーシストの吉田健氏。伊藤銀次氏のポップなアレンジが心地よいタイトルチューン①、トロピカリーなマリンバがイカす②から、一転やさぐれ歌謡ロック③などのA面~B面は白井良明(ムーンライダーズ)のアレンジがさえわたるシンセポップ~サウンドコラージュ的な遊びも楽しめるサウンド展開。そのど真ん中で歌うりりィのブルージーな歌ぢからが◎


Various Artists『Voice Colors ~あなたといたころ~ <生産限定盤>(RM)』

グッドメロディーをグッドヴォイスでいつまでも。
大貫妙子 , 矢野顕子 , EPO , かの香織 , 平松愛理 , ミズノマリ(paris match), 加藤沙香菜(organs café) 7人の女性アーティストによる07年発売の"日本のスタンダードPOPS"カヴァー/アルバム。アシッドに仕上がったキリンジ⑧や、大貫さんの歌声がしみわたる玉置浩二のペンによるMISIA⑫など、グッドメロディーをグッドヴォイスで楽しめる一枚で、さすが高宮正史氏のプロデュース力。埋もれてほしくないエヴァーグリーンな魅力を、優しく強く思い溢れる歌声が彩る!


REICO『OFF LIMITS <生産限定盤>(RM)』

AORの質感を軽やかに表現~ナイアガラーも必聴!
作曲家・プロデューサー 堀口和男、作詞家 田口俊のデュオ・グループREICOのビクター・インビテーション移籍第1弾85年発アルバム。Hi-Fi SET、杉 真理、麗美等が参加。AORのハーモニー感をコテコテにならないように丁寧に仕上げた質感の作品。前半はまさにブリージンな夏ナンバーが並び、⑥以降は佐橋佳幸氏のギターも素晴らしいロックでアグレッシブなナンバーが続き、最後の⑩でナイアガラで着地する構成。ワイパーの音がリズムにつながっていく⑤の演出も◎


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タグ : シティ・ポップ

掲載: 2021年07月11日 17:11