堤剛(チェロ奏者)令和6年文化勲章受章が決定!西洋楽器奏者の受章は初!
チェリストの堤剛(つつみ・つよし)さんが令和6年文化勲章を受章することが決定しました。文化勲章の親授式は、11月3日皇居において行われます。堤剛さんは日本を代表するチェロ奏者として世界的に活躍するとともに、後進の育成にも尽力し、日本のチェロ界を今日の隆盛に導きました。また、数々の音楽関係団体の要職を歴任し、日本の芸術文化の振興に寄与した功績が認められての受章となります。
※ クラシック音楽関係の文化勲章受章者は作曲家の山田耕筰、一柳慧、指揮者の朝比奈隆、小澤征爾、評論家の吉田秀和が受章しましたが、西洋楽器奏者の受章は初めてとなります。
(タワーレコード)
堤剛 プロフィール
1942年7月28日生まれ、東京都出身のチェリスト。幼少から父より手ほどきを受け、50年に8歳でリサイタルを開く。齋藤秀雄に師事し、57年に日本音楽コンクール第1位&特賞を受賞。60年にはN響の海外演奏旅行にソリストとして同行、欧米各地で絶賛される。61年に米・インディアナ大学に留学し、ヤーノシュ・シュタルケルに師事。ミュンヘン国際コンクール第2位、ブダペストのカザルス国際コンクール第1位入賞以降、世界各地でオーケストラと共演、リサイタルを開催。2001年に霧島国際音楽祭音楽監督、2007年にサントリーホール館長に就任。桐朋学園大学では学長も務める。名実ともに日本を代表するチェリストとして知られている。
(CDジャーナル)
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カテゴリ : Classical
掲載: 2024年10月25日 18:30