ロイ・エアーズの名作2タイトルがCDで復刻
1973年ポリドールでの名盤『Red, Black & Green』
1983年自身のレーベルから発表したディスコ/ブギー名盤『Lots Of Love』
“Verve Originals”シリーズにて、ポリドール期の作品のほとんどがCDで復刻され、ロイ・エアーズの膨大なカタログのCD化が続く中、人気の2タイトルが復刻!
まず1つは、かつてCD化されたものの現在では入手し難い状態となっていた、1973年の名盤『Red, Black & Green』。リイシュー作品を手掛ける注目のレーベル“Hip-O Select”から、限定プレスでの復刻です。
1973年当時と言えば、グローヴァー・ワシントンJr.やジョージ・ベンソンがCTIより名作をリリースしていた、ジャズ、ソウル、ロックの境目が無かったクロスオーバーの時代。ロイも本作で「Papa Was A Rolling Stone」や「Ain't No Sunshine」等のソウル・クラシックスを取り上げている。疾走感溢れるロイのヴァイブ、ハリー・ウィテカーのエレピは、本作でも極上の響きをみせる。
そしてもう1つは、ディスコ全盛の時代に産み落とされた1983年作『Lots Of Love』。今回が初のオフィシャル・リイシューで、マスター・テープからのリマスターが施されています。
自身のレーベル“Uno Melodic”からリリースされた本作は、当時十分なプロモーションが為されなかった事もあり、にのみその存在が知られたレアな1枚。ムーディーマン、セオ・パリッシュらデトロイト勢がこよなく愛する、21世紀となった今も聴き継がれる名盤です。レア・グルーヴ・シーンで評価の高いポリドール期、そしてフェラ・クティとの共演を経て、ディープな洗練を極めたディスコ/ブギーの傑作です。
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