スタンリー・クラーク&上原ひろみの共演が再び実現
昨年、ジャズ・シーン最注目アイテムとなったアルバム『ジャズ・イン・ザ・ガーデン』に続き、1970年代のフュージョン全盛期を代表するトップ・ベーシスト、スタンリー・クラークと、今や日本を代表するピアニストとなった上原ひろみの共演アルバムが再び登場。
『ジャズ・イン・ザ・ガーデン』リリース後、スタンリー・クラーク、レニー・ホワイトと共に行ったツアーが高い評価を集めた。そしてスタンリーのオファーがあり実現した今回の共演第2弾アルバム『スタンリー・クラーク・バンド フィーチャリング 上原ひろみ』の発売を前に、再びStanley Clarke Band feat. Hiromiとして全米ツアーを敢行し、白熱のステージを繰り広げている模様。
今回のアルバムは、スタンリー・クラーク(el-b,g)、ルスラン(syn,el-p)、ロナルド・ブルナーJr.(ds)のトリオを軸に、前回ドラマーであったレニー・ホワイトはプロデューサーとして参加しています。使用楽器をご覧いただければわかる通り、アコースティックでのストレート・アヘッドなジャズが中心だった前作とは打って変わって、全編エレクトリックなアプローチが為された、言わばフュージョン的な仕上がり。
しかし、ヴェリー・スペシャル・ゲストとして今回アルバムの約半数に参加した上原ひろみの役回りは、前回と同じくアコースティック・ピアノでのプレイ。リターン・トゥー・フォーエヴァーの「ノー・ミステリー」、同じくリターン・トゥー・フォーエヴァーの『第7銀河の讃歌』収録のスタンリー作「アフター・ザ・コズミック・レイン」を原曲とした「ハウ・イズ・ザ・ウェザー・アップ・ゼア?」の他、スタンリーのオリジナル2曲(多くのジャズ・アーティストの名前を絡めた遊び心いっぱいのタイトルが付いたM8、ジャズ界の大御所へのオマージュM10)、そして上原ひろみが書き下ろした新曲M9、上原ひろみのソロ作『プレイス・トゥー・ビー』収録楽曲の再演で日本盤のみのボーナス・トラックであるM12、参加したそれぞれの楽曲で、煌びやかなピアノの音色を響かせています。
【参加メンバー】
スタンリー・クラーク・バンド:
スタンリー・クラーク(el-b,g)、ルスラン(syn,el-p)、ロナルド・ブルナーJr.(ds)
◆ヴェリー・スペシャル・ゲスト:
上原ひろみ(p)
◆スペシャル・ゲスト:
シェリル・ベンティーン(vo)、チャールズ・アルトゥラ(el-g)、アーマンド・サバル・レコ(el-b)、ボブ・シェパード(ts, ss)、ロブ・ベイコン(el-g)、ロレンツォ・ダン(b-syn)
【収録曲】
01. ソルジャー(Ruslan Sirota)
02. フラニ(Armand Sabal-Lecco)
03. ヒアズ・ホワイ・ティアーズ・ドライ(Staley Clarke)
04. アイ・ワナ・プレイ・フォー・ユー・トゥー(Felton Pilate)
05. ベース・フォーク・ソングNo.10(Stanley Clarke)
06. ノー・ミステリー(Chick Corea)
07. ハウ・イズ・ザ・ウェザー・アップ・ゼア(Stanley Clarke、Ronald Bruner Jr.)
08. ラリー・ハズ・トラベルド・11マイルス・アンド・ウェイテッド・ア・ライフタイム・フォー・ザ・リターン・オブ・ヴィシュヌズ・レポート(Stanley Clarke)
09. ラビリンス(上原ひろみ:書き下ろし新曲)
10. ソニー・ロリンズ(Stanley Clarke)
11. ベース・フォーク・ソング No.6 (モー・アナム・カラ)(Stanley Clarke)
12. サムウェア(上原ひろみ)【日本盤ボーナス・トラック】
日本盤先行リリース 輸入盤は期間限定スペシャル・プライス!
○前作『ジャズ・イン・ザ・ガーデン』はこちら
○上原ひろみのソロ作『プレイス・トゥー・ビー』はこちら
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