懐かしい車両を振り返る。想い出の中の列車たち
鉄道の歴史は、列車たちの交代の歴史でもあります。
引退間近、引退した列車たちの姿をいつまでも語り継ぐために厳選された貴重な映像で綴ります。
惜別、キハ181系 特急はまかぜ永遠の鉄路
1968年のデビュー以来、国鉄を代表する高性能車両として各地で活躍したキハ181系特急形気動車。電化の進捗と新型車両の登場で次第に姿を消し、播但線経由で大阪-香住・浜坂・鳥取間を結ぶ特急「はまかぜ」が最後の定期運用となっていた。しかし2010年11月でこの運用から離脱し、2011年春をもって40年以上にもわたる現役生活を終え完全に引退することとなった。 本作ではそんなキハ181系晩年の姿を、特急「はまかぜ」全区間を追った豊富な走行映像や営業列車内映像、旧余部橋梁最終日の様子を交えて綴るほか、車両基地で撮影した車両のディテイルや、北陸本線・高山本線を走行する特急「おわら」や関西本線を行く修学旅行用臨時列車などの映像も収録する。また後継車両キハ189系の車両紹介や走行シーンも加えた内容充実の1作。
国鉄急行形気動車 キハ58系
1961年に登場してから50年あまり。急行形気動車の代名詞ともいえるキハ58系だが、2011年3月、ついに最後の定期運用を失う。かつて 各地で趨勢を誇った急行形気動車の歴史は、いま最後の輝きを放ちつつ終焉を迎えようとしているのだ。消えていく急行形気動車の活躍を記録に残すべく、カメラは全国を飛び回った。北海道から九州まで、懐かしいアーカイブ映像をまとめ、最新映像を 挿入し構成した。その列車名も懐かしい急行、消えた塗色や形式、そしてラストラン。2010年秋の状況を踏まえながら急行形気動車の魅力をここに凝縮。
国鉄特急形電車 485系 特急電車の黎明期をになった高性能車両
異なる電化区間を走るために誕生し、幾多の変貌を遂げて活躍する交直両用タイプの特急電車。古今東西の485系の仲間達がここに集結!
さようなら大糸線のキハ52形 BDスペシャルエディション ドキュメント&前面展望
大糸線のJR西日本区間(糸魚川~南小谷)で活躍しファンの人気を博したキハ52形。国鉄時代の塗装を身にまとい、自然豊かな大糸線非電化区間を駆け抜けたが、2010年3月12日をもって惜しまれつつ定期運用を終了した。懐かしいエンジン音とともに走り去ったキハ52形の記録。四季を追った映像や最終列車、臨時運転など貴重なシーンも満載。大糸線以外の路線でのキハ52形の活躍を収めた映像特典も充実。
さようなら寝台特急富士・はやぶさ ~九州ブルトレよ永遠(とわ)に~
2009年3月14日のダイヤ改正で廃止となった東京~大分・熊本間を結ぶ寝台特急「富士」「はやぶさ」。東海道・山陽本線を走り、かつ九州に向かう最後のブルートレインでもあったこれらの列車の最終形の姿を紹介。前編では、国鉄時代末期から撮りためたアーカイブ映像によって、夢を運び続けた九州ブルートレインの終焉を惜しむ。後編では、2009年3月14日のダイヤ改正で廃止となった東京~大分・熊本間を結ぶ寝台特急「富士」「はやぶさ」。東海道・山陽本線を走り、かつ九州に向かう最後のブルートレインでもあったこれらの列車の最終形の姿を紹介。沿線各所での多数の走行映像や乗車取材、定期客車列車で唯一行われていた門司駅での分割・併結作業などの映像で綴る。また、上下最終列車の始発・終着駅での姿やラストランも収録。
0 の記憶 ~夢の超特急0系新幹線・最後の記録~ ドキュメント&前面展望
2008年12月14日、0系が最後の走りを終えた。新幹線の先駆け、0系の活躍とその栄光に捧げる最終記録。Disk-2には、定期運転終了を間近に控えた2008年11月11日、新大阪駅からこだま639号の運転台に乗車し、発車後約3kmからのJR西日本区間の山陽新幹線と博多南線の前面展望をノーカットで収録。リアルな臨場感を再現した迫力の展望映像と5.1chサラウンド。停車する各駅では、別れを惜しみ記念撮影をする人たちの姿がホームに映る。多くのファンに見送られる新大阪駅での着発の様子や博多南駅から博多総合車両所に回送されるシーンなども収録。
惜別、駆け抜けた寝台列車たち なは・あかつき・銀河
2008年3月15日のダイヤ改正で廃止された寝台特急「なは」「あかつき」と寝台急行「銀河」。もはや貴重な存在となったこれらブルートレインの活躍の様子や最後の姿を追う。
「なは」「あかつき」については2008年3月上旬に京都発の下り列車での乗車取材を敢行。走行シーンもふんだんに織り込みながら、乗務員や乗客たちの姿を通して魅力満載のブルートレインの旅が進行する。ブルーレイ版には19分に及ぶ特別映像を収録。
まだまだあります。想い出の中の列車たち(涙)