2010年発売のビコムワイド展望シリーズ
新幹線、特急、普通列車まで、普段は決して味わうことのできない特別なワイド展望を楽しもう!
東急東横線・みなとみらい線 渋谷~横浜~元町・中華街 往復
二大都市を結ぶ人気の東急東横線を収録。試運転車の5000系車両を貸し切って前面展望撮影を敢行!往路は特急運用で、2013年に地下化される予定の渋谷駅を出発し、首都圏のベッドタウンを駆け抜けると、東横線の終点・横浜駅へ到着する。横浜駅から終点の元町・中華街駅までは、横浜高速鉄道みなとみらい線に乗り入れる。復路は元町・中華街駅より折り返し、各停運用で渋谷駅をめざす。人気車両からの前面展望を満喫できる。喚呼と車掌による車内放送も収録。
キハ185系 特急剣山&特急むろと 徳島線・阿波池田~徳島 / 牟岐線・徳島~牟岐~海部
日本のテレビ草創期に制作された「日本の鉄道」。昭和35年から2年間、東海テレビは東海・北陸・甲信越の鉄道24路線を撮影。鉄道だけでなく庶民の生活も、当時では珍しい空撮や水中撮影などを交え描写。高度経済成長と、それを支えた鉄道の力強い姿が描かれていたこの番組を、列車走行シーンを中心にジャズミュージックにのせて再編集。第2弾として12路線(1年間放送分)と昭和34年放送の紀勢本線全線開通特番を収録。昭和日本の原風景が蘇る。
登場路線:城端線 越美北線 氷見線 伊東線 中央東線 越後線 弥彦線 武豊線 参宮線 紀勢本線 北陸本線 東海道本線
321系 京阪神緩行線 JR京都線・JR神戸線 各駅停車 京都~須磨
2005年から営業運転に就いた321系直流電車は、207系とともに、京都0須磨を中心とする各駅停車の京阪神緩行線(JR京都線・JR神戸線)などで運転されている。京都を発車した下り電車は各駅に停まりつつ、丹念に乗客を乗せ、また降ろしてゆく。高い加減速性能を持つ車両ならではの走り、先を急ぐ新快速や貨物列車などとのすれ違い・並走、分岐・合流・交差する各路線の様子、試運転中の新型車両225系とのすれ違いも見どころ。京都から須磨まで100 分あまり、のんびりゆく各駅停車の関西の旅。
485系 特急かもしか 秋田~青森
奥羽本線の秋田と青森を結ぶJR東日本の485系特急「かもしか」。青空の下、秋田新幹線・羽越本線と接続する秋田を出発した列車が、男鹿線、五能線、花輪線、秋田内陸縦貫鉄道、弘南鉄道などと接続し、終点の青森を目指す。485系の高運転台から望む矢立峠越え、快速「リゾートしらかみ」との列車交換などは見どころ。
特急うずしお&鳴門線 高徳線・高松~徳島 / 鳴門線・徳島~鳴門
JR四国展望作品の第3弾が登場!今回は、高徳線と鳴門線を1枚に収録。高徳線では、130km/h運転に対応したJR四国自慢の振子式気動車・2000系を用いる特急「うずしお」に乗車。振子機能を最大限に発揮し、カーブを高速で駆け抜ける様は圧巻。大坂峠を越え、トラスが連続する吉野川を渡り、終点の徳島駅を目指す。徳島からは鳴門線のキハ47形普通列車に乗車。雰囲気も一変し、ゆったりとした旅を満喫する。
787 系 特急リレーつばめ 博多~新八代
2011年春の九州新幹線全線開通をもって見られなくなる、787系特急リレーつばめのハイビジョン撮影前面展望が登場!九州随一のターミナル駅・博多を発車した特急「リレーつばめ」は、鹿児島本線を南下。鳥栖駅の先から瀬高駅の手前までは工事も最終段階の九州新幹線の高架橋に平行して走り、新幹線800系つばめが待つ新八代駅を目指す。今しか見ることができない新幹線ホームへのアプローチ線をのぼる到着シーンや接続する800系の走行シーンなども見どころ。
E2 系 あさま 東京~長野
本作は、首都東京から長野行きのE2系『あさま513号』に乗車。あいにくの曇り空での出発となったが、東京は桜の開花がピーク。ビル群の中でひときわ鮮やかな桜を眺めながら、大宮まで東北新幹線、高崎まで上越新幹線を経由して進む。高崎からは北陸新幹線(長野新幹線)区間。30パーミルの急勾配を感じさせない力強さとスピードで駆け上がり、長大な碓氷峠のトンネルを抜けると軽井沢に着く。軽井沢0佐久平間で50Hz/60Hzのデッドセクションを通過、千曲川を渡り善光寺平を望めば、やがて終点の長野駅に到着する。
485 系 L特急雷鳥 宮原総合運転所~大阪~金沢
国鉄色の485系特急形交直流電車・L特急「雷鳥」は9両編成。宮原総合運転所を出発し大阪駅に入線した「雷鳥17号」は、東海道本線を東に上り、山科駅を通過すると琵琶湖を望む湖西線に入る。交直セクションを抜け、近江塩津駅から北陸本線に入り、終点の金沢を目指す。
東海道本線での新駅開業以前の風景や、高架化工事中の福井駅、移設前の交直セクション通過の様子など、現在では見られない風景も見どころ。
ブルーレイ版は2004年にハイビジョン撮影した作品を最新の技術で再編集。画質・音質ともにさらに向上!
2000 系 特急南風 宿毛~岡山間土佐くろしお鉄道宿毛線・中村線~土讃線~瀬戸大橋線
四国南西端の宿毛駅を出発した南風12号は、雲ひとつない秋晴れのもと、土佐くろしお鉄道宿毛線・中村線を快走。のどかな田園風景と四万十川や土佐湾の美しい景色が楽しめる。窪川からはJR四国の土讃線。いくつものトンネルを抜け、市街地へと進み、高架化した高知駅に着く。高知駅から次第に山あいへと入り、大歩危・小歩危などの渓谷に沿って右へ左へと振子車両ならではのスタイルで駆け抜ける。香川県に入るとしばらくして街並みが広がり、やがて四国と本州を結ぶ瀬戸大橋が現れる。穏やかな海と島々を眼下に瀬戸内海を走り抜け、岡山県へと入る。児島からはJR西日本区間。宇野線を経由し、岡山駅に到着する。
E259 系 特急成田エクスプレス 大船~東京~成田空港
首都圏と成田空港を結ぶ空港アクセス特急「成田エクスプレス(N'EX)」。2009年10月に新型のE259系が営業運転を開始した。
鎌倉市の大船駅を発車したE259系の特急「成田エクスプレス31号」は、横須賀線(東海道本線)を走り、様々な路線と並走・交差しながら首都・東京を目指す。戸塚、横浜、品川で停車ののち、地下の東京駅に到着。池袋からの特急「成田エクスプレス31号」を後部に連結し、東京駅を発車。ここから成田空港内の駅まではノンストップ。千葉まで総武快速線を駆け抜け、佐倉から成田線に入る。成田を通過し分岐する空港支線に入ると、建設中の成田新高速鉄道と合流。成田空港トンネルに入り空港第2ビル駅に停車ののち、終点の成田空港駅に到着する。
新幹線 500系のぞみ 博多~新神戸
2009年12月の早朝、500系W7編成「のぞみ6号」は博多駅を出発。夜明け前の曇り空の中、ジェット機の様な先頭部で風を切り裂き、山陽新幹線を突き進む。本州に入ると次第に空も晴れ、太陽が顔を出す。刻々と変化する景色、大小様々なトンネルを次々に抜け、一瞬で下り列車とすれ違う。最高速度 300km/hの世界は圧巻!!500系のぞみの圧倒的走りを独特の先頭形状を持つ運転台からの前面展望で収録。
8000 系 特急いしづち 予讃線 高松~松山
8000系振子電車の特急「いしづち」は最高速度 130km/hで、予讃線の高松と松山を結ぶ。四国最大の街・高松を発車した特急「いしづち7号」は、宇多津駅で岡山からの特急「しおかぜ3号」を後部に併結。8両編成となり宇多津駅を発車、海岸寺駅を通過すると右手に瀬戸内海が見え、振子車両ならではの展望風景が楽しめる。やがて左手に雄大な山々を望み、トンネルが続く海沿いを抜け伊予鉄道と交差すると終点の松山に到着する。
只見線 会津若松~小出
1月初旬の早朝、会津若松を出発した小出行き普通列車423Dは朝霧の会津盆地をゆく。西若松から只見までは交換駅に着くたび駅員との間でタブレットの交換がなされる。山あいに入り次第に霧も晴れると、一面を紅葉で着飾った山々が現れる。何度も渡る只見川橋梁では、色とりどりの木々と只見川が織りなす風景を楽しめる。只見から先では線路脇にも雪が見え、雪化粧した山々が豪雪地帯の一足早い冬の到来を感じさせる。新潟県に入ると次第に穏やかな田園風景が広がり、上越線に接続する小出に到着する。
ローカル線の風情と色とりどりに変化する景色を堪能できる、全線非電化・4時間を超える旅。