これは快挙!タミー・テレルの究極コレクション盤
“ソウル史上最高のデュオ”とまで評価される、マーヴィン・ゲイとのデュエットで知られるコケティッシュなソウル・シンガー、タミー・テレル。24歳という若さで夭逝した女性シンガーの没後40周年、存命であれば65歳という節目の2010年に、ソロ作品を完全網羅したコレクションがHip-O Select.comから登場!
Scepter/Wandでの初期リリース音源、未だ高校在籍時で短い期間だがJBと共に所属していたChecker/Chess音源、そしてタミーの才能が開花したMotown時代の音源まで、全てのシングル(A&B面)、アルバム収録曲、死後にリリースされた曲等全50曲(その内10曲はChessとMotownのマスター倉庫で最近見つかった未発表曲!)を2枚のCDに収録した、彼女がスターへの階段を登っていく軌跡が聴いて取れるスペシャル盤!また、貴重な写真、詳しい注釈、プリンストン大学教授のDaphne Brooksによるエッセイを記載したHip-O Select.comならではのブックレットも封入。
■未発表音源について
マーヴィン・ゲイとペアを組む3年前にレコーディングされたジミー・ラドクリフとのデュエット・ヴァージョンの「If I Would Marry You」(Chess Recordsからリリースされたシングルはソロ・ヴァージョン)、ジミー・ラドクリフとの共作の「I Can’t Hold It In Any More」、 エタ・ジェイムスのシングルB面曲でブルージーにカヴァーした「I’ve Got Nothing To Say But Goodbye」、プロデューサーのジョニー・ブリストルがサポート・ヴォーカルとして参加しレコーディングされた「Kissing In The Shadows」、アシュフォード&シンプソンによって書かれ、プロデュースされた「Beware Of A Stranger」、「It's Been A Long Time Happenin」。そして“ライヴ収録”とだけしか情報がない4曲のライヴ音源を収録。
■伝説の場所で録音されたライヴ音源
1966年9月、2曲の小規模だがヒット・シングルを放っていたMotownの人気急上昇中のスターだったタミーは、フォー・トップスやテンプスがライヴ・アルバムをレコーディングしたデトロイトの洒落たナイトクラブ、RoostertailでMotown Recordsが開催している“Motown Mondays”というイベントでスモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのオープニングに指名されていた。13分という限られた短い持ち時間の中で彼女は多才さ、魂が込められたシングル曲、彼女が大好きなダイナ・ワシントン、アレサ・フランクリン、ナンシー・ウィルソン、シュプリームスの歌の断片を繋いだメドレーを披露。彼女が存命中に残した唯一のライヴ音源である。
■ステレオ音源へと生まれ変わった11曲
モノラル音源でしか聴くことが出来なかった楽曲がステレオ・ミックスを施され新たな息吹を手に入れた。殆どの楽曲は尺が長くなっている。