アシュ・ラ・テンペルSHM-CD紙ジャケット仕様
当時17歳だったマニュエル・ゲッチング、タンジェリン・ドリームを脱退したクラウス・シュルツェとハルトムト・エンケの3人で結成されたアシュ・ラ・テンペルの71年のデビュー作ほか、計5タイトルがSHM-CD紙ジャケット化!ファースト・アルバム『ファースト(Ash Ra Tempel)』は、オリジナル変形ジャケットを再現。ティモシー・リアリーとの共演作『セヴン・アップ』にはオリジナル・インサート付。またマニュエル・ゲッチングの『インヴェンションズ・フォー・エレクトリック・ギター』もSHM-CD化(ジュエル・ケース)。
Ash Ra Tempel 『Ash Ra Tempel』
71年のデビュー作。サイケデリック・ムーヴメントの影響を受けたフリー・ロックとでもいうべきサウンドで、当時革新的なグループとして注目された記念碑的アルバム。
Ash Ra Tempel 『Schwingungen』
シュルツェが脱退し、ゲッチング、エンケに加えてウォルフガング・ミューラー等を加えてのセカンド。ヘヴィーで即興的なサウンドは、ドラッグとの相互作用の中、混沌としたサイケデリック世界を形成している。
Timothy Leary & Ash Ra Tempel 『Seven Up』
スイスへ亡命していたLSD研究家ティモシー・リアリーとの共作という形を取った'72年の作品。前半がスタジオ・ライヴ。後半はベルン・フェスティヴァルでのライヴ録音で、リアリーは歌詞とディレクションにも関わっている。
Ash Ra Tempel 『Join Inn』
脱退後のシュルツェを一時的に加えてのセッションの模様を収録した作品。それまでの作品に比べると耳あたりの良い演奏で、静寂の中にも混沌とした世界が広がる。ドラッグ・オーヴァードースで廃人となったと伝えられるエンケ最後の録音。
Ash Ra Tempel 『Starring Rosi』
それまでのグループとしての作品とは一線を画した、個人的、趣味的なトリップ・サウンドの作品。しかし、その後のソリストとして独自の世界観を形成する前段階の過度的な作品として興味深いサウンドを有している。カヴァーのカラフル感がトリップの質感を良く表現している。
Manuel Gottsching 『Inventions For Electric Guitar』
通算6枚目の作品にして、現在のゲッチングのサウンドの原点ともなった記念すべき作品。ギターと4チャンネル・レコーダーのみで創られた作品で、それまでのアシュ・ラ・テンペルのサウンドとは一線を画し、ミニマル音楽を基にギターの手法に新しいジャンルを築いたアルバム。リマスター、SHM-CD、ジュエル・ケースにてのリリース。
※こちらの作品のみジュエル・ケースとなります