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注目のソプラノ、モイツァ・エルトマン~『モーストリー・モーツァルト』

モイツァ・エルトマン

モイツァ・エルトマンは、2011年6月に来日公演が予定されている(ウィーン・フィルのハープ奏者、グザヴィエドゥ・メストレとの共演;2011年2月情報)、今、注目のソプラノ。ヨーロッパでは、ザルツブルク音楽祭でも話題を集めましたが、本盤はDGへの初のアリア集で、来日記念盤。
ハンブルグ生まれのモイツァ・エルトマンは、6歳からヴァイオリンのレッスンを始め、ハンブルク国立歌劇場の児童合唱団でも歌っていました。14歳になるとエヴリン・ヘルリツィウスの下で声楽を学び始め、その後ケルン音楽大学でハンス・ゾーティンに師事。ケルン音楽大学ではヴァイオリンも学びました。現在はイングリット・フィグールに師事。2002年にはドイツ連邦主催コンクールで優勝並びに現代音楽特別賞の両方を受賞。2005年8月にはシュレスヴィヒ=ホルスタイン音楽祭でNDR(北ドイツ放送)音楽賞、キッシンゲンの夏音楽祭ではルイトポルト賞を受賞しました。2006年ザルツブルク音楽祭デビュー、翌年出演し、「フェスティヴァルのサプライズ」と賞賛されました。
伴奏指揮者は、A.マルコン。マルコンと言えば、G.カルミニョーラとのヴィヴァルディ:「四季」(ヴェニス・バロック・オーケストラ)[Sony]が好評でしたが、グラモフォンでは、パトリシア・プティボンやマグダレナ・コジェナーとの共演盤で知られています。

 

【曲目】
モーツァルト:
歌劇《ツァイーデ》から「虎よ!爪を研ぎなさい」「ゆっくり休んで、私の大事な人よ」
歌劇《イドメネオ》から「いつになったら終わるのでしょう?」、「お父様、お兄様、さようなら!」
歌劇《ドン・ジョヴァンニ》から「でももし私に責任がなかったら!」「ぶってよマゼット」「恋人よ、さあこの薬で」
歌劇《フィガロの結婚》から「ついにその時がきたわ」「愛の歓びよ、早く来い」
歌劇《魔笛》から「愛の喜びは露と消え」
サリエリ:《ダナオスの娘たち》から「Par les larmes dont votre fille」
パイジエッロ:歌劇《ニーナ》から「私のいとしい人はいつ帰る」
ホルツバウアー:歌劇《ギュンター・フォン・シュヴァルツブルク》から「Es ist geschrieben」「Ihr Rosenstunden」
J.C.バッハ:歌劇《ゴールのアマディ》から「A qui pourrai-je avoir recours」
【演奏】
モイツァ・エルトマン(ソプラノ)
ラ・チェトラ
アンドレーア・マルコン(指揮)
【録音】
2010年6月 バーゼル

 

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年02月01日 15:45

更新: 2011年02月09日 16:38