<Brainfeeder>からL.A.ビートシーンの異端児登場
世界で称賛されるL.A.のクリエイティブ集団(<dublab><Poo- Bah><Low End Theory><All City>など)において、シーンの中で最も異端と言われるエクスペリメンタル・ビートメーカー、マシューデイヴィッドが、フライング・ロータスが主宰する<Brainfeeder>からフル・アルバムをリリース。
まるで紗(うずきぬ:細糸で織った軽くて薄い絹織物)のように、瞬間の一枚一枚がぎっしりと重なって層になったサウンドがノスタルジーに包まれながら、時に大きく、時にゆったりとぶつかり合うよう。マシューデイヴィッドの音楽は、美しい一瞬の時を映し出し更にそれを引き延ばすかのような実に巧妙なサウンド・スケープ。それは聴くものをぬくもりの中に包み込み、空を舞い、エレガント・ハイな場所へと登らせる魔法のような作品なのだ。
<Brainfeeder>