入荷!鬼才、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンによるワーグナー:「パルジファル」登場
鬼才、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンによる最新録音は、ワーグナーの「パルジファル」。2010年10月に行われた注目のライヴがいよいよCD化。しかも、今回は高音質なSACDハイブリッド仕様盤によるリリース!
※全幕版CD4枚組+ハイライトから構成されるボーナスDVD付きです。
エクストンでもお馴染みのオランダの鬼才指揮者、ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンが、チャレンジ・クラシックスに登場です。現在、オランダ放送フィルの他、ダラスSO、ロイヤル・フランダース管の音楽監督を務め、ヨーロッパでの2つのポジションが満了する2012年以降は、よりアメリカでの活動に専念する予定との事。既に、フィラデルフィア、ロサンゼルス、セントルイス等のビッグ・オーケストラとの客演を重ね、シカゴSOとの共演も予定されています。(2011年6月情報)
オランダ放送フィルとの『ワーグナー・プロジェクト』は、これまでもオランダ国内外で大絶賛を博しています。本盤は実力派ソリスト陣を擁して、2010年12月に行われた“演奏会形式”による公演からのライヴ盤。
「パルジファルという作品は、1882年の初演当時、ヨーロッパ中に大きな衝撃を与えました。それまでに、すでにヨーロッパの聴衆はワーグナーというバイロイトの巨匠が行った新機軸にいささか慣れてしまっていました。『トリスタンとイゾルデ』で用いられた半音階と不協和音はすでに一般的な技法となっており、『指輪』で用いられた指導動機(ライトモチーフ)による展開技法は、既存の構成要素に代わるものとしてその存在を確立していました。しかし、『パルジファル』という作品で、70歳を迎えようとしていたワーグナーは、再度聴衆の度肝を抜いたのです。ヤープ・ヴァン・ズヴェーデンもこの大傑作に対峙し、印象的かつ独創的な演奏で、聴衆を大いに沸かしています。そう、パルジファルが、再び、一人の巨匠の手に委ねられたのです。」(チャレンジ・クラシックス)
【曲目】ワーグナー:舞台神聖祝祭劇「パルジファル」
【演奏】
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)、オランダ放送フィル、オランダ放送合唱団、ラトヴィア国立合唱団(男声)
アンフォルタス:フォルク・シュトルックマン(バスバリトン)
ティトゥレル:アンテ・イェルクニカ(バス)
グルネマンツ:ロベルト・ホル(バス)
パルジファル:クラウス・フロリアン・フォークト(テノール)
クリングゾル:クリスター・セント・ヒル(バリトン)
クンドリ:カタリナ・ダレイマン他
【録音】
2010年12月
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