【RETURN OF JAZZ FUNKキャンペーン】黒田大介 セレクション
黒田大介:1990年前後のレアグルーヴ・ムーヴメントに激しく影響を受けDJ活動をスタート。1997年頃より本格的にfunk 45sの世界に没入する。日本のトップ Funk DJとして幾多のイベント/パーティーにゲストDJとして参加しながら、レギュラー・パーティー 「WAH WAH」(毎月第3金曜@渋谷The Room) 、「in BUSINESS」(奇数月第3土曜@渋谷Club ASIA)、「SEARCHING」 (不定期) を中心に活動中。そのフロアと呼応した的確かつ鋭角なプレイには凄味すらあり、文字通りクラウドを狂喜乱舞させる。待望の初のオフィシャルMIXCDが7月6日に遂にリリース!!
▼RETURN OF JAZZ FUNKキャンペーン開催中
Luv N' Haight ジャズファンク・クラシック serect by 黒田大介黒田大介:7月6日にリリースする初のオフィシャルミックスCD、kickin 5 "luv n' haight rare groove mix"に因んで、Luv N' Haightのカタログに名を連ねた曲の中から、今回収録出来なかった作品をセレクトしました。並べてみると壮観ですね!。
JAMES MASON『Rhythm Of Life』
あまり使いたくない表現ですが今作にならいいでしょう。まさに"ミラコー"な1枚。ROY AYERS UBIQUITYの「LIFELINE」にも参加したギタリスト/キーボーディストによる1977年作。PHILIP WOOやJUSTO ALMARIOなどUBIQUITYお馴染みの顔ぶれも参加。そして何よりNARADA MICHAEL WALDENの存在感が圧倒的な、本気で完成度の高い作品。因に「LIFELINE」も1977年リリース。2,000円台のお値段でこのアルバムが聴けるとは。
JOE MCPHEE『Nation Time』
安易に「KUROI」という形容が使われる今、Idris Muhammad "Could Heaven Ever Be Like This"と共に聴いて欲しい一曲が、アッと言う間の13分、こと "Shakey Jake"。あれやこれやそれが、どれだけ「KUROKU-NAI」か解る筈。ジャケも相当アレです。
JAZZ SYMPHONICS『The Beginning』
HAR-YOU PERCUSSION GROUP同様、ラテン、ジャズ、R&Bなどの要素を遠慮なく取り込んだティーンネイジャー達による作品。HAR-YOUよりはジャズ然とした演奏。とにかく圧巻のラテン・ジャズ・ダンサー "Athena"で決まり。バンド結成当時の中心メンバーは13歳だったとか。中一やん。 ※こちらの商品は現在取り扱い終了となっております。申し訳ございません。
UNCLE FUNKENSTEIN『Together Again』
名実共に、の "ジャズファンク・モンスター"。聴けばわかるさ。。
ROY PORTER SOUND MACHINE『Jessica』
Luv N' Haightの地元、カリフォルニア出身のドラマーによる、1971年リリースのアルバム。LAモダンジャズ・シーンの顔だった1940年代からドラッグで堕ちたその後の経歴や、演歌感たっぷりの塩辛いルックスのイメージがあるのか無いのか、独特の香ばしい雰囲気を持った快盤。タイトル曲はもちろん、後半のサイケデリック感と、ジャケで親父に向かってバイクで飛び出す息子ダリルがスゴい!。
ROY PORTER SOUND MACHINE『Inner Feelings』
"親バカ"ドラマーROY PORTER、SOUNDMACHINE名義での2ndは1975年リリース。時代の流れで、前作のサイケ感は消え、代わりにに自身の塩辛く味わい深いヴォーカルをフィーチャー。グラディテイトを意識したのか "唄えるドラマー"への変貌を遂げた本作の方が、ファンクやソウルのリスナーにはとっつきやすいかも。もちろん快作。
JIVAN BOOGALOO JOE JONES『Sweetback』
グラントグリーンは別として、最高のギター・ジャズファンク・アルバム。高速チューンでのテンションの高さには「おいおい...」とこちらが戸惑うような次第。素敵なイントロのスティーヴィー曲 "You've Got It Bad, Girl"が大好きです。
NATHAN DAVIS 『If』
(私的な基準で) Luv N' Haightのジャズファンク、といえば、NATHAN DAVISの "Tragic Magic" かEDDIE RUSSの "The Rope Song" か、というくらい思い入れのある作品。「愛されて35年」名盤ですね。
CAL GREEN『Trippin' With Cal Green』
タイトル曲 "Trippin'" のディープファンク感がいまだにグッとくる"地味派手"?いや、"地味美味(うま)"作品。テキサス出身でゲイトマウス・ブラウンがアイドルだという、ブルース畑のギタリストがLAのMutt & Jeffレーベルに残した1969年作品。同じギタリスト物の「Sweetback 」と比べてヘヴィでスモーキーな印象。
LES DEMERLE『Transfusion』
Ubiquityレーベル最初の契約アーティストであるGREYBOYの自主制作盤「GREYBREAKS Vol.1」収録の "Triple X Groove" のネタ、ドラムブレイクの化け物 "Moondial "を収録したNY出身のドラマーが1977年に、西海岸のDOBREに残したライヴアルバム。
▼黒田大介初のオフィシャルMIXCDもチェック!
1991年から現在までに重ねたリイシュータイトルは60を誇る、まさに「レアグルーヴ」という言葉の代名詞とも言える、アメリカ西海岸のレーベルUBIQUITY/Luv N' Haight。そんなレーベルへの最大級のリスペクトを込めて、日本最高のFunk/Rare Groove DJ 黒田大介が、数あるキラート ラックの中から選りすぐったトップチューン21曲を ミックス。