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ECMより宮田まゆみが参加した細川俊夫:作品集がリリース

ECM

ECMならではの録音技術の粋が生み出す“繊細なる和の調べ”。オペラ『松風』の成功で、ヨーロッパでも名を轟かせる作曲家、細川俊夫の作品を集めた1枚。笙の第一人者、宮田まゆみを迎え、今、注目度を増している若手指揮者、リープライヒ&ミュンヘン室内管による力の入った最新盤が登場。

 

【曲目】
細川俊夫:
1. ランドスケープ V
2. セレモニアル・ダンス
3. さくら~オットー・トーメック博士の80歳の誕生日に
4. 雲と光
【演奏】
宮田まゆみ(笙)
アレクサンダー・リープライヒ(指揮)、ミュンヘン室内管弦楽団
【録音】
2009年10月19-21日 ミュンヘン フラウエン教会

 

宮田まゆみ

 

【宮田まゆみ】
笙を国際的に広めた第一人者で、古典雅楽をはじめ、現代音楽など多岐にわたる活動を通して、「笙」という楽器の魅力、可能性を追求。海外における音楽活動も頻繁で、ヨーロッパを中心に、コンサート、ワークショップ、現代作曲家とのコラボも多い。ダルムシュタット、ドナウエッシンゲン、ウィーン・モデルンなど、主要な音楽祭にも広く参加。98年の長野オリンピック開会式では、「君が代」を演奏。また、ジョン・ケージや武満徹、一柳慧、そして細川俊夫など、多くの現代作曲家による新作を数多く初演。ECMからCD化もされた、ラッヘンマン:「マッチ売りの少女」では、世界初演、日本初演、録音に参加している。

【アレクサンダー・リープライヒ】
1968年レーゲンスブルク生まれ。1996年コンドラシン指揮者コンクール入賞後、エド・デ・ワールトやコリン・デイヴィス、ロベルト・アバドの助手を務めた。チョン・ミョンフンやイリア・ムーシン、クラウディオ・アバドにも師事。2006~07年シーズンから、ミュンヘン室内管弦楽団の首席指揮者・芸術監督に就任。同じ年に日本デビュー。紀尾井シンフォニエッタ、オーケストラ・アンサンブル金沢、NHK交響楽団を指揮。2008年にはECMレーベルからミュンヘン室内管との共演で、ハイドンとイサン・ユンの作品集をリリース。最近では、Sony Classicalより出たロッシーニ:序曲集なども話題となっている。

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2011年09月29日 17:00

更新: 2011年09月29日 17:00