歴史的発掘!ウェス・モンゴメリーの初期未発表音源
ギター・レジェンズ、ウェス・モンゴメリーが1956年から1958年に録音した、初期ウェスの超充実演奏を堪能できる未発表音源!英文ブックレットの日本語訳と日本語の書き下ろしライナー・ノーツが付いた輸入盤:国内流通仕様CD、輸入盤CD、1000枚限定輸入盤アナログLP(45rpm盤×2枚組でバーニー・グランドマンによるマスタリング!)の3仕様で登場!
エグゼクティヴ・プロデューサーはマイケル・カスクーナ!
言わずもがなのギター・レジェンド、ウェス・モンゴメリー。1956年から1958年に、故郷インディアナポリスで録音した未発表音源が本作。。情報も多々の現代、未発表音源のニュースも飛び交うことたびたびですが、ウェスの未発表は、ほとんど出ないもの。しかも、インディアナポリス時代の驚きの初期音源が発掘されるとは…、大げさでなく驚異の登場です。
しかも、素晴らしい演奏の数々!オープニング「Diablo's Dance」から、胸も踊る演奏。ピアノとユニゾンでスウィンギーにテーマを奏でる心地よさ。そしてブルージーにダイナミック、それでいて書いた譜面でもあるかのような絶妙な歌心で奏でられるソロも素晴らしすぎます。続く「Round Midnight」はオルガンをバックにしてアーシーに、M3「Straight No Chaser」は、ドラムレス、ピアノとの息のあった演奏が素晴らしく、ホレス・シルヴァーの言わずと知れた名曲「Nica's Dream」は哀愁感たっぷり。ご愛嬌?なラストの超泥くさブルースまで、全くに興味をそそってやまない!
構成は3つ【(1)ピアノ、ベース、ドラムとのスタジオ録音。(2)オルガン、ドラムとのスタジオ録音。(3)カルテットでのライブ音源】から成されていますが、どの演奏もウェスのウェスたる演奏を聴くことができます。そして、あのオクターブ奏法もご機嫌です!
1956年から1958年という時代は、ウェスにとって、リバーサイドとの契約前、ワールド・パシフィックの時代。その時期は本録音にも記録されているモンゴメリー・ブラザーズとしての活動で知られていたわけですが、一説では、ウェス自身メジャー・デビュー後のインタビューで、「インデイアナポリスで演っていた頃のほうがもっと巧く弾けていたんだ」と語ったこともあったのだとか。そして、このインディアナポリスで、1959年キャノンボール・アダレイの感動を呼び、推薦をもってウェスはリバーサイドとの契約を締結するに至るのです。
【本音源の作品化に関する話題には、ドラマが尽きません】
◎エグゼクティヴ・プロデューサーはレーベルオーナーのジョージ・クラヴィンと共にマイケル・カスクーナも。
◎インディアナポリス時代を物語る初出の写真満載。
◎ライナーは、そのカスクーナ、デヴィッド・ベイカー、そして、パット・マルティーノも寄稿した(マルティーノは、レス・ポールと共にウエスの演奏を聴きに行って、その夜、レス・ポール/ウエス・モンゴメリー/グラント・グリーン/ジョージ・ベンソンと5ギターズ・セッションをした夜の話など披露!)24ページのオリジナル・ブックレット(LPは4ページ)。
◎輸入盤:国内流通仕様には、ジャズ・ジャーナリストとして、素晴らしい知識と見識を持たれる児山紀芳氏による各人のコメント抄訳と、書き下ろしのライナー・ノーツを掲載。
輸入盤:国内流通仕様CD |
輸入盤CD |
輸入アナログ盤(45rpm盤×2枚組) |
【収録曲】
1. Diablo's Dance (S. Rogers) 4:13
2. Round Midnight (T. Monk) 7:33
3. Straight No Chaser (T. Monk) 7:38
4. Nica's Dream (H. Silver) 5:02
5. Darn That Dream (DeLange, Van Heusen) 5:51
6. Take the A Train (B. Strayhorn) 4:32
7. Misty(E. Garner) 4:29
8. Body and Soul (Green, Heyman) 4:29
9. After Hours Blues (Improvisation) 6:36
1000枚限定アナログLPは、180グラム重量盤でジャケ、ライナーの装丁も見事!
ジャケは見開き型ダブル・ジャケット
中面はインディアナポリスのフォトを使用
LPのライナーも未発表フォトを満載した4頁構成のクールなデザイン!