ファン注目のセット!往年の名バリトン、カミーユ・モラーヌの遺産
往年の名バリトン、カミーユ・モラーヌ生誕100周年記念盤
アンゲルブレシュト伝説の名演、1952年版「ペレアス」全曲収録!
モラーヌの甘く芳しい歌声に想いを馳せる希少なアルバム!
2010年1月に惜しまれながらこの世を去ったバリトン歌手、カミーユ・モラーヌ。1950年代にデビューして以来、その甘く艶やかな歌声で一世を風靡し続けた名歌手が2011年に生誕100周年を迎えたことを記念し、RADIO FRANCEレーベルより記念アルバムがリリースされます! 名匠アンゲルブレシュト屈指の名演と名高い1952年録音の「ペレアスとメリザンド」を全曲収録! メリザンドへの愛を甘美かつ情熱的に歌い上げるモラーヌの歌声には圧巻の一言です。メルザンドを歌うのはベルギーの歌姫シュザンヌ・ダンコ! 2人の情熱的な掛け合いと、アンゲルブレシュト率いるオーケストラとの情緒豊かなハーモニーは鳥肌もの。初演50周年を記念する演奏会にふさわしい歴史的名演といえましょう! 「ミラクル博士」は若きビゼーが作曲したオペレッタ。オッフェンバック企画のオペレッタへの応募作品で第1等を取った作品で、「カルメン」を想起させるリズミカルな旋律と軽やかな掛け合いが魅力の作品です。ペレアス役で披露する歌声とは全く異なり、“バリトン・マルタン”(フランス歌手界特有のテノールとバリトンの間の声域を歌う歌手)の王と呼ばれたモラールの軽やかな歌声を堪能できます。さらに、4枚目にはモラールを追悼して2010年に放送されたラジオ番組を収録。モラールがこれまで録音してきた様々な歌曲と共に、モラールの肉声インタビューやコメントの数々(仏語)も聴くことが出来ます。往年の名歌手を讃えるにふさわしい、聴き所満載の名アルバムです!
『カミーユ・モラーヌ生誕100周年記念盤』
【曲目】
CD1
ドビュッシー:オペラ「ペレアスとメリザンド」 第1幕、第2幕
CD2
同曲 第3幕、第4幕
CD3
1. 同曲 第5幕
2. ビゼー:ミラクル博士(全1幕)
CD4
1. ルコック:オペレッタ「心と手」より抜粋(1960年11月録音)
2. セヴラック:「梟」(1957年7月15日録音)
フォーレ:
3. 夜想曲 Op.43-2(1959年録音)
4. 伴奏 Op.85-3(1959年録音)
5. 無言の贈り物 Op.92(1957年録音)
6. ルーセル:雨にぬれた庭 Op.4-3(1966年録音)
7. オッフェンバック:オペレッタ「フォルテュニオの歌」(1958年録音)
8. ラヴェル:かわせみ(1958年録音)
9. デュパルク:嘆き(1954年録音)
10. ドビュッシー:オペラ「ペレアスとメリザンド」第4幕第3場抜粋(1952年4月29日録音)
11. ラヴェル:「ロンサールの己が魂に」(1960年6月23日録音)
【演奏】
CD1~CD3;1;カミーユ・モラーヌ(Br、ペレアス)、シュザンヌ・ダンコ(S、メリザンド)、
クリスティアーヌ・ゲイロー(Ms、ジュヌヴィエーヴ)、アンドレ・ヴェシェール(Bs、アルケル王)、
マルセル・ヴィニュロン(Br、羊飼い、医者)、
フランス国立放送合唱団、マルセル・ブリクロ(合唱指揮)、
デジレ=エミール・アンゲルブレシュト、フランス国立放送管弦楽団
CD3;2;カミーユ・モラーヌ(Br)、ミシェル・アメル(T、シルヴィオ)、
ドニス・ブールサン(S、ロレット)、フレダ・ベッティ(S、ヴェロニク)、
モーリス・ソレ(指揮)、フランス国立放送管弦楽団
【録音】
ペリアスとメレザンド;1952年4月29日 シャンゼリゼ劇場,パリ(ライヴ)
ミラクル博士;1952年2月18日 シャンゼリゼ劇場,パリ(ライヴ)