セルゲイ・セルゲーエヴィチ・プロコフィエフ【LFJ 2012~サクル・リュス】
今年も恒例の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン~“熱狂の日”音楽祭」が開催されます。今回のテーマはロシア音楽です。題して「サクル・リュス(ロシアの祭典)」。約150年にわたる壮大なロシア音楽の歴史をご紹介いたします。
セルゲイ・セルゲーエヴィチ・プロコフィエフ(1891年4月23日~1953年3月5日)
作曲家、ピアニスト、指揮者。サンクトペテルブルク音楽院で作曲・ピアノを学ぶ。革命後、シベリア・日本を経由してアメリカへ5回渡り、さらにパリに居を移す。20年近い海外生活の後、1936年に社会主義のソヴィエトへ帰国。初期には急進的な作風を取る。長期の海外生活中の作品は、次第に新古典主義的で晦渋なものとなったが、ソヴィエト連邦への帰国後は社会主義リアリズムの路線に沿った作風へ転換し、現代的感覚と豊かな叙情性を併せ持つ独自の境地へ到り、多くの傑作を生んだ。快活なリズム感、斬新な管弦楽法は、ティシチェンコやシチェドリンなど後代のロシアの作曲家に影響を与えた。自身が優れたピアニストであったことから多くのピアノ作品があり、ピアニストの重要なレパートリーの一つとなっている。
[出典;フリー百科事典「ウィキペディア」より抜粋
※プロコフィエフ関連タイトルは、コチラからチェック!