古川琴音、写真集「CHIPIE」発売。7年ぶりのタッグとなる松岡一哲が撮影
(C)松岡一哲/講談社
若手俳優として注目を集める古川琴音の最新写真集「CHIPIE」が発売されることが決定した。
舞台は、古川が映画祭のために訪れたドイツ フランクフルト。見知らぬ街で、見知らぬ人と触れ合い、揺れ動く古川の姿を、カメラが追った。5日間もの間、朝から晩まで、スケジュールの合間や映画祭の裏側までもカメラが彼女を追うという、「ドキュメント」に近い手法でシャッターを重ねていったこの写真集は、まさに「古川琴音の内側」さえも鮮やかに写し出している。目の前で起こる様々な出来事や状況に、戸惑い、悲しみ、喜ぶ。そのヴィヴィッドな感情の発露がそのままページになっていることが、本書の最大の特徴と言ってもいいかもしれない。
今回の写真集を作るにあたって古川は、「主人公はすごくわかったような気がするが結局何もわからない人というイメージにしたい」と語っていた。なかなかメディアでは見ることのない彼女を見ることができるという点では、読者はページを捲るごとに彼女に近付き、でもくるくると変わる彼女に翻弄されるようにまた遠ざかる。まさに彼女の思いを体感できる1冊となっている。
衣装についても、普通の写真集のように演出されたものを着ているわけではない。驚く程並べられた量の服の中から、その時々の気分に応じて古川が「今はこれが着たい」と思ったものを着ている。フリー・タイムで街に繰り出すときにはレザーのショート・パンツ、ホテルの部屋では光で美しく透けるピンクのシフォン・ドレス、夜の外出はブーツに派手なワンピースではしゃぎ、湖畔では自分と向き合う姿で撮られている。
撮影は、盟友ともいうべき写真家 松岡一哲。彼女がまだデビューしたばかりの頃に制作され、カルト的人気を誇る写真集「pegasus 01 古川琴音×松岡一哲」から7年を経て再タッグとなった。撮影を終えた松岡は「やはりとても強い輝きを放っている方だな、と感じました。その仕草や眼差しは神秘的なままでした」と語っている。
俳優としても、1人の女性としても、まだまだ未完成であるがゆえに大きな可能性を秘めた古川琴音の現在地をたっぷり詰め込んだ176ページ。フランクフルトの曇り空も、少しミステリアスな街の雰囲気と相まって、どこかファンタジーのような世界観を感じられる。まさに映画を見ているような1冊をぜひチェックしてほしい。
■古川琴音 コメント
このたび、2冊目の写真集“CHIPIE”が発売されることが決まり、とても嬉しく、また緊張しています。前作に引き続き、松岡一哲さんとの再タッグが叶い、今回も素敵な作品を作り上げることができました。
この写真集は、ドイツ・フランクフルトの映画祭に参加した際に撮影したものですが、私にとって初めての海外映画祭という貴重な機会を松岡さんに撮っていただき、個人的にも大切な一冊となりました。初めてづくしの、笑ったり泣いたりの忙しい日々でしたが、そんな私自身の「素顔」を大切に撮っていただきました。そしてフランクフルトの街並み、映画祭の熱気や興奮、舞台裏での緊張感をありのままに、一哲さんならではの視点で切り取っていただけたのではないかなと思います。
いつも応援してくださっているみなさんに感謝の気持ちを込めて、この作品をお届けいたします。私の新しい一面をぜひ感じていただければ嬉しいです。
(C)松岡一哲/講談社
▼書籍情報
古川琴音
写真集
「古川琴音写真集『CHIPIE』」
カテゴリ : タワーレコード オンライン ニュース
掲載: 2025年04月08日 20:30