ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ【LFJ 2012~サクル・リュス】
今年も恒例の「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン~“熱狂の日”音楽祭」が開催されます。今回のテーマはロシア音楽です。題して「サクル・リュス(ロシアの祭典)」。約150年にわたる壮大なロシア音楽の歴史をご紹介いたします。
ニコライ・アンドレイェヴィチ・リムスキー=コルサコフ(1844年3月18日~1908年6月21日)
作曲家。「ロシア五人組」の一人で、色彩感あふれる管弦楽曲や民族色豊かなオペラを数多く残す。調性に色を感じる共感覚者であったといわれる。1861年のバラキレフとの出会いによって、「五人組」の同人となる他の作曲家とも面識を得た。交響曲第1番は、まだ海軍在籍中に完成させた。1871年、ペテルブルク音楽院から作曲と管弦楽法の教授に任命される。華やかだが客観的で簡潔な作風と言われ、ロシアの民謡・文学を題材にした作品が多い。管弦楽法の大家として知られ、その理論書である「管弦楽法原理」などの実践理論に関する著作を残した。海軍士官としての経験もあることから海の描写を得意としたことでも有名。卓越した教授として名望があり、グラズノフ、ストラヴィンスキー、リャードフ、アレンスキー、プロコフィエフなどを排出した。
[出典;フリー百科事典「ウィキペディア」より抜粋
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