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US西海岸発!“インディ・ダンス”の火付け役=100%Silkのレーベル・コンピ

100%SILK

ここ数年“シンセ”や“80年代”をキーワードに打ち込みへと傾倒、チルウェイヴ、ウィッチハウス、シンセ・ポップ、シンセ・ウェイヴなどアンビエントやドローンの空間を培養しながらネットを中心にDIYかつオルタナティブな広がりをみせるインディ・シーン。そのシーンが辿り着いた先は90年代ハウスへと回帰する昨今のクラブ・シーンとも共鳴するような、セカンド・サマー・オブ・ラブ以降に全世界へと波及した90年代初頭のバレアリックなハウス・ミュージック。

そのバイブレーションをパロディとも言える切り口で現代へと蘇らせ、シーンの起爆剤となり、今やクラブ・シーンからも熱い視線が注がれる世界の最注目レーベル=100% Silkの初となるコンピレーションは、Planet Muからのデビュー・アルバムも記憶に新しいItal、 シーンをハウスの熱気へと導いたMagic Touch、 新譜を同レーベルよりリリースしたばかりのItalとMagic Touchの両雄によるユニットMi Ami、インディ・シンセ女子の代表格Maria Minerva、USインディ・アンダーグランドの女王LA Vampiresなど、 2011年のヒット・チューンから新曲、未発表曲まで、サイケデリック・ミュージックを根底に、現行インディのキワキワのアナログ・ユーモア、ロックの系譜も感じさせる甘味なメロディーや歌心、そこへシカゴやNYハウス直系のダンス・ミュージックの快楽と熱狂のグルーヴが絶妙に溶け合わさった、過去、現在、未来のレーベルのヴィジョンと魅力をたっぷり濃縮、新旧がスムーズに繋がれたフレッシュな一枚へ。日本からはDiskotopiaのGreeen Linze、2011年、Not Not Funから突如デビューした噂のシルク・ガール=Sapphire Slowsがリミックスで参加した2012年の話題盤 & インディ・ダンスの特大決定盤!

 

 

100%Silk主要アーティストの横顔を紹介!近作も忘れずにチェック!

Ital (100% Silk, Planet Mu)

100%SILK

本名Daniel Martin-McCormicks (ダニエル・マーティン-マコーミック)によるソロ・プロジェクトItal (イタル)。ワシントンDC出身、地元ではハードコア・ノイズ・バンドBlack Eyeに所属という経歴を持ち、Magic TouchとのユニットMi Amiと同じくギターとボーカルを担当。当時からアベレージないわゆるダンス・トラックとは異なったユニークなアプローチで楽曲を制作、<Not Not Fun>からSexworker名義ではレーベルの真骨頂でもあるローファイ / ドローン / サイケをたっぷり含んだDIYな電子音楽を披露、Ital名儀では<100% Silk>の一枚目となるリリースでデビューし、LA Vampiresのコラボレーション・シリーズに抜擢され、ヒット作「Only For Tonight」が決定打となり瞬く間にダンス・ミュージックへとベクトルを向けたインディ・シーンの最前線へと駆け上がる。2012年の2月にはUKの名門<Planet Mu>からアルバム・デビュー、自身のアヴァンギャルドなスタイルを変えることなく、サイケデリアが渦巻くこれまでにないエクスペリメンタルなハウス・ミュージックを展開、今最も危ないインディ界のプリンス。

 

Magic Touch (100% Silk)

100%SILK

サンフランシスコを拠点とするDamon Palermo (デーモン・パレルモ)によるソロ・プロジェクトMagic Touch (マジック・タッチ)。ItalとのユニットMi Amiの片割れであり、ドラムを担当、<Not Not Fun>よりリリースされたシンセサイザー奏者Jesse ReinerのプロジェクトJonas Reinhardtと長年のコラボレーターでもある。怖気を呼び起こすドラマーであり、バンドで培ったニュアンスやスキルをハウス・ミュージック・プロダクションへと落とし込み、グルーヴと動きのあるダミナミックなトラックで魅了する。2011年<100% Silk>よりリリースされたEP「I can Feel The Touch」がヒットとなり、インディ・シーンをダンスの熱狂へと導いた今最も熱い男。 

Mi Ami (100% Silk, Thrill Jockey)


100%SILK

Magic TouchとItalから成る変幻自在のデュオ・ユニットMi Ami (ミ・アミ)。USインディの老舗<Thrill Jocky>からのリリースで話題となり、ハードコアをソフトに溶かしたフリーキーなディスコ / アフロ・パンク、プリミティブなテクノのアプローチなどオルタナティブなスタイルを一早く築き上げ、<100% Silk>からリリースされたアルバム『Decade』はよりダンス・ミュージックへと歩を進め、シンセやピアノなどレーベル・カラーが反映されるも、DCハードコア上がりのItalのボーカルやギターワーク、バンド・マンならではのMagic Touchのリズム・ワークは健在で、いわゆるクラブ的なフロア一辺倒のダンス・トラックとは一味違ったライブ感のあるトランシーな長尺トラックを披露。現行インディを象徴するサイケデリックでレイビーな一枚へと仕上げる。

 

 


Sapphire Slows (Not Not Fun / 100% Silk)


100%SILK

東京在住の女性ソロ・アーティスト、Sapphire Slows (サファイア・スローズ)。2011年5月に楽曲制作開始。最初のデモを<100%Silk>に送りその姉妹レーベル<Not Not Fun>から即リリース決定となる。日本人としては初となる東京インディの名店<BIG LOVE>からも7インチ「Melt」 をリリース、<Not Not Fun>からEP「True Breath」リリース後、ロサンゼルス、サンフランシスコ、テキサスのSXSWなど、初となるUSツアーを回り、Peaking Lights, LA Vampires, Korallreven, Magic Touch, Beautiful Swimmers等と共演。帰国後、日本での初ライブとしてDommuneに出演、温度の低い妖艶なサウンドはインディだけでなくテクノ、エレクトロニカ、アンビエントなどのシーンからも注目される噂のシルク・ガール。

 

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年05月28日 12:29