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マイルス・デイヴィス1964年コペンハーゲン音源!「枯葉」は指折りのテイク

マイルス・デイヴィス

 1964年コペンハーゲンにおけるライヴ盤!マイルス・デイヴィス黄金クインテットによる指折りの「枯葉」演奏を収録!

 次々とレアな音源をリリースする“Domino Records”から、マイルス・デイヴィスの1964年コペンハーゲン・ライヴ音源が登場。
 かつては超マイナーなレーベルから出ているものではあるものの、今となっては入手が非常に困難となっていた音源です。

 ここに収録されている演奏は、世にいう黄金のクインテットによるもので、この時代のマイルスのライブは本当にスリリング。メンバーが見えない糸で繋がりつつ自由奔放に繰り“拡げ”ていく演奏は、ギリギリの超絶妙なバランス感覚を保っており、ゾクゾクする緊張感を味わえます。

 ここで演奏される「枯葉」は、ライヴ音源として残っている演奏の中で、指折りの演奏とも言われるもの。本盤は、以前出ていた音源とは曲順が違い「オール・オブ・ユー」からメドレーになって演奏されていたはずの「枯葉」が1曲目になり、評判の演奏がクローズアップされた曲順となっています。

【収録曲】
01 AUTUMN LEAVES 11:03
02 SO WHAT 11:15
03 STELLA BY STARLIGHT 13:24
04 WALKIN' 9:03
05 ALL OF YOU 12:41
06 JOSHUA / THE THEME 8:28

KB Hallen, Copenhagen, Denmark, October 4, 1964.

【パーソネル】
マイルス・デイヴィス(tp)
ウェイン・ショーター(ts)
ハービー・ハンコック(p)
ロン・カーター(b)
トニー・ウィリアムス(ds)

1960年のコペンハーゲン音源はこちら

 1960年、マイルス・デイヴィス・クインテットの貴重なライブ音源。本盤の魅力はマイルスとコルトレーンのソロ。このグループではフランス、ドイツ、スウェーデン/ストックホルムと演奏していて、マイルスの余裕のソロが聴ける音源として有名。と同時にコルトレーンが“はじけて”、我が道のソロを吹きまくった記録としても大注目!それは、後の自己のグループでの吹きまくりのモード・ソロなども予見させる内容。いうまでもなく、コルトレーンは、マイルスのもとを離れて我が道まっしぐらになるわけですが、この演奏を聴けば、その経緯も容易に想像がつくもの。ポール・チェンバース、ジミー・コブというジャズ道に則った黄金のリズム・セクションのフロントで、大スターが自らのジャズ表現をした記録!1963年の音源(M4)は、米コロムビアから出ている『Live in Europe』の音源と同じとみられ、なぜ、ここにボーナス・トラックとして収録されているのか、謎ではありますが、M1~M3は、時代の確かな貴重な記録であることに違いはありません!

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カテゴリ : ニューリリース | タグ : ジャズ復刻&発掘 リイシュー

掲載: 2012年05月31日 10:07

更新: 2012年05月31日 10:07