アン・サリーが歌う「満月の夕」収録 NO NUKES JAZZ ORCHESTRA
2011年3月11日、巨大地震によって引き起こされた未曾有の事故から1年半。ジャズはいま、何を語り、何を訴え、何を歌うことができるのか。鬼才コンポーザー/アレンジャー/ベーシストの沢田穣治がコンダクターをつとめる“NO NUKES JAZZ ORCHESTRA(ノー・ニュークス・ジャズ・オーケストラ)”。
沢田の呼びかけにより、旧知でもあるリズム隊に芳垣安洋、岡部洋一、ピアノに南博。また沢田のサウンドには必須の弦楽ストリングス・クアルテットと、あらたに管楽器隊としてサキソフォビア、自身も在籍するショーロクラブ、深い共演歴のあるヘナート・モタ&パトリシア・ロバート、そしてヴォーカルには、おおたか静流とアン・サリー、フランスからはエリック・レニーニ、ノエル・アクショテが参加。当代きっての辣腕を迎え、ときにグロテスクに、ときに美しく綴るポスト・フクシマの音風景。ジャズに託された絶望と希望のマニフェスト。
阪神大震災の被災地支援の中で生まれ、東日本大震災でも多くの人々の心を支えたM9「満月の夕」。あまりにも感動的な、アン・サリーによるカヴァーが遂に、ファン待望の音盤化。
【タワレコ1ヶ月先行発売】
【収録曲】
1. Azzurro-prologue
2. Theme of N>N>J>O
3. Changeable Weather
4. Strange Toy(奇妙なおもちゃ)
5. In the Month of March(三月のうた)
6. New Song Of March (突然のメッセージ)
7. Azzurro-re-birth (vo. ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート)
8. Night Rush Hour(夜のラッシュ・アワー)
9. 満月の夕 (vo. アン・サリー)
10. Gray-zone(妄想と現実の狭間)
11. Circle Line
12. Blue March(宛名のない未来への手紙)
13. Smile (vo. おおたか静流+ショーロクラブ)
14. promise (vo. ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート)
15. Azzurro - epilogue
【プロデュース/ アレンジ/ コンダクター】
沢田 穣治
【参加アーティスト】
グレーゾーン:沢田穣治(コントラバス)、芳垣安洋(ドラムス)、岡部洋一(パーカッション)、馬場孝喜(ギター)
サキソフォビア:井上"JUJU" 博之(バリトン・サックス、フルート)、岡淳(テナー・サックス、フルート)、緑川英徳(アルト・サックス)、竹内直(テナー・サックス)
ショーロクラブ:秋岡欧(バンドリン)、笹子重治(ギター)、沢田穣治(コントラバス)
越川歩ストリングス・クアルテット
アン・サリー(ヴォーカル)
おおたか 静流(ヴォーカル)
ヘナート・モタ&パトリシア・ロバート(ヴォーカル&ギター)
ノエル・アクショテ(ギター)
東野珠実(笙)
エリック・レニーニ(ピアノ)
南 博(ピアノ)
サイモン・フィッシャー・ターナー(サウンドスケイプ)
渡辺亮(パーカッッション)
M9「満月の夕 (vo. アン・サリー)」ミュージック・ビデオ