注目の1枚~豪華演奏家陣によるペーター・ルジツカ:管弦楽作品集
1948年、ドイツ生まれの作曲家、ペーター・ルジツカによる管弦楽作品集。Thorofonレーベルからは彼の作品を収録したCDがリリースされていますが、本盤は最新の演奏を聴くことができる注目の1枚。
3つの作品が収録されていますが、演奏家陣がなんとも豪華。エッシェンバッハ&北ドイツ放送SO(“Einschreibung”)、ベルリン・フィル首席オーボエ奏者、アルブレヒト・マイヤーが参加した自作自演(“Aulodie”;ルジツカがシュレスヴィヒ=ホルシュタイン祝祭管を指揮)、そして、ティーレマン&ウィーン・フィル(“Zurucknehmen”;これは、ティーレマン&VPOによるベートーヴェン:交響曲第9番の演奏会の前半のプログラムのライヴ収録と思われます)。
いずれも2010、2011年における最新の演奏で、興味深い内容となっています。
ペーター・ルジツカ:管弦楽作品集
【曲目】
1)Peter Ruzicka: Einschreibung (Sechs Stucke fur groses Orchester) [20:18]
2)Peter Ruzicka: Aulodie (Musik fur Oboe und Kammerorchester) [16:25]
3)Peter Ruzicka: Zurucknehmen (Erinnerung fur groses Orchester) [20:10]
【演奏】
1)NDR Sinfonieorchester, Christoph Eschenbach
2)Albrecht Mayer(Ob), Schleswig - Holstein Festival Orchester, Peter Ruzicka
3)Wiener Philharmoniker, Christian Thielemann
【録音】
1)2011年2月10、11日
2)2011年8月7日
3)2010年4月25日