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祝・来日~名ソプラノ、グルベローヴァによるシューベルト:歌曲集

グルベローヴァ

 

ウィーン国立歌劇場の来日公演が、日本での最後の歌唱というニュースがファンを驚かせたコロラトゥーラの女王、グルベローヴァ。彼女のレーベル、Nightingale Classicsより最新録音盤がリリース。ウィーンでのセッション収録はファン必聴の1枚。

「野ばら」に「ます」
女王グルベローヴァ、久々の新録音はシューベルトのリート集
★「ベルカントの女王」グルベローヴァ久々の新譜はシューベルトのリート集。2011年にウィーンでセッション録音したもので全21曲を歌っています。
代名詞のドニゼッティ、ベッリーニのベルカント・オペラをはじめ、モーツァルトなどのオペラでは豊富なディスコグラフィを誇るグルベローヴァですが、リートの分野ではシュトラウスが比較的充実しているものの、シューベルトについてはこれまでまとまったものがなかったので、このたびのリリースは広く歓迎されるのではないでしょうか。
収録曲のうち、ズライカI、クレールヒェンの歌、憩いなき愛、エルラフ湖、流れのほとりにて、蝶々、デルフィーネの歌の7曲は、グルベローヴァが1980年のザルツブルク音楽祭に出演した際、モーツァルテウムでのリート・リサイタル(ORFEOR635041)でも取り上げていたので、とりわけお気に入りのナンバーとおもわれます。
ほかにも「野ばら」「ます」といった人気曲も収められているのもうれしいところで、女王グルベローヴァが満を持して取り組んだシューベルト・アルバムはおおいに期待が高まるところです。

 

『シューベルト:歌曲集』
【曲目】
シューベルト:
デルフィーネの歌/クレールヒェンの歌/エルラフ湖/糸を紡ぐグレートヒェン/
憩いなき愛/流れ/「4 つのカンツォーネ」/草原の羊飼いの乙女/
どんなに慕っていることか/ズライカI/ズライカII/
ミニョンの歌( ただ憧れを知るものだけが)/蝶々/野ばら/流れのほとりにて/
ます/ミニョンの歌(どうかこのままの姿でいさせてください)
【演奏】
エディタ・グルベローヴァ(S)
アレクサンダー・シュマルツ(P)
【録音】
2011年7月7-10日ウィーン(セッション・デジタル)

 

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2012年07月04日 19:26

更新: 2012年07月04日 20:00